第106師団 (日本軍)
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| 第106師団 (日本軍) | |
|---|---|
| 創設 | 1938年（昭和13年）5月15日 |
| 廃止 | 1940年（昭和15年）4月 |
| 国籍 | 大日本帝国 |
| 所属 | 大日本帝国陸軍 |
| 規模 | 師団 |
| 兵種 | 歩兵 |
| 人員 | |
| 所在地 | 熊本-中支-華南-南昌-汕頭-熊本 |
| 編成地 | 熊本 |
| 通称号 | 無し |
| 補充担任 | 熊本師管区 |
| 最終上級部隊 | 南支那方面軍 |
| 最終位置 | 熊本 |
| 主な戦歴 | 太平洋戦争 |
第106師団（だいひゃくろくしだん）は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。
目次 |
[編集] 沿革
日中戦争が拡大の一途をたどっている時期に編成された特設師団の一つ。昭和13年（1938年）5月15日に留守第6師団の担当で編成された。
編成後、ただちに中支那派遣軍の戦闘序列に編入され華中に出動、現地での応急訓練後新設の第11軍戦闘序列に編入され武漢作戦に参戦した。しかし作戦地域が山岳地帯であったため輓馬砲兵の前進をはばまれ悪戦苦闘した。9月20日徳安周辺の攻撃に砲兵火力抜きで出動し中国軍に包囲され壊滅の危機に直面、第27師団と第101師団の攻勢で最悪の事態は免れる。
その後、昭和14年（1939年）3月20日の南昌作戦緒戦の修水河渡河作戦では、第101師団とともに野戦重砲兵第6旅団など約250門の大砲兵部隊の配属を受けて戦い、敵を圧倒し面目を新たにした。南昌作戦の後本土に帰還する予定であったが華南戦線に派遣されることになり、12月20日に第21軍の指揮下に入って汕頭方面での掃討作戦に参加した。この作戦を最後に昭和15年（1940年）3月9日復員、4月に廃止された。
[編集] 師団概要
[編集] 歴代師団長
- 松浦淳六郎 中将：昭和13年5月16日 - 昭和14年5月19日
- 中井良太郎 中将：昭和14年5月19日 - 昭和15年3月9日
[編集] 所属部隊
- 歩兵第111旅団
- 歩兵第113連隊（熊本）
- 歩兵第147連隊（都城）
- 歩兵第136旅団
- 歩兵第123連隊（鹿児島）
- 歩兵第145連隊（大分）
- 騎兵第106連隊
- 野砲兵第106連隊
- 工兵第106連隊
- 輜重兵第106連隊
- 師団通信隊
