第1シード
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スキー・アルペン競技における第1シード（だいいち- ）とは、FISワールドカップのポイントランキングによりスタート順番が決められる中でも、原則としてワールドカップランキング上位15名に与えられる出走順のこと。トップレーサーの証である。
第1シードのスタート順位はくじ引きで決められる。上位7位と8～15位に分けて抽選され、悪くても15番以内でスタートできる。このことから上位7位の選手を「トップ7」と称する場合がある。。
これまで日本人選手の第1シードは、回転競技で海和俊宏、岡部哲也、木村公宣、皆川賢太郎、佐々木明の5名が獲得したのみである。
この中でも木村公宣はトップ7まで進出し、長野オリンピックでトップ7で参戦する快挙を達成した。また、佐々木明は2005-2006シーズンに連続で2位表彰台を果たすなどして、日本人2人目のトップ7入りを果たしている。
またトリノオリンピックでは1カ国4名エントリーとなるため、ランキング16位であった皆川賢太郎が第1シードで参戦し、佐々木明と共に、日本としては史上初の第1シード2名での参戦となった(2006年3月現在）。
皆川賢太郎はトリノオリンピックで4位入賞し、第1シードに復帰した。このことから、2006年2月末現在の日本人第1シードは、佐々木明、皆川賢太郎の2名である。
