秋庭豊とアローナイツ
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秋庭豊とアローナイツ（あきばゆたかと―）は、日本のムード歌謡コーラスグループ。リーダーは秋庭豊。メンバー全員が北海道出身。元々は歌志内の炭坑夫として働きながらバンド活動を行なっていたが後に札幌でクラブ歌手となる。同時期には細川たかしらがいた。1973年、自主制作盤として全て札幌を舞台とした中の島ブルースをリリース。2年後の1975年、新たに大阪・長崎を加えた中の島ブルースでメジャーデビュー。内山田洋とクール・ファイブとの競作として大ヒットした。その後数々のヒット曲を世に送り出したが1990年、リーダーの秋庭が44歳の若さで死去。その後はメンバーの入れ替わりがあり現在はボーカルの木下あきら1人で活動している。
[編集] 結成時初期メンバー
- 秋庭豊(歌志内出身、1945年 - 1990年7月20日)、リーダー＆ギター
- 山本厚(歌志内出身、1948年生)、ベース
- 升沢義男(歌志内出身、1948年生)、ドラムス
- 後藤直樹(歌志内出身、1952年生)、パーカッション
- 小笠原有次郎(旭川出身、1948年生)、オルガン
- 木下あきら(赤平出身、1948年9月8日生)、ボーカル
- 2002年に森本英世、元「森雄二とサザンクロス」の菅野ゆたかと共に「ハッピー・サザンアロー」を結成。
[編集] 主な曲と受賞
- 中の島ブルース（作詞：斉藤保 作曲：吉田佐） 1975年
- 横浜音楽祭・新宿音楽祭新人賞
- 港です女です涙です（作詞：山口洋子 作曲：徳久広司） 1976年
- ぬれて大阪（作詞：山口洋子 作曲：徳久広司） 1976年
- たまらなく淋しくて（作詞：たかたかし 作曲：ノト・サトー） 1976年
- 東京の雨を札幌で（作詞：山口洋子 作曲：鈴木淳） 1977年
- 献身（作詞：山口あかり 作曲：徳久広司） 1977年
- 赤い夕陽に影を見た（作詞：関口宏 作曲：出門英） 1978年
- ちどり足（作詞：門谷憲二 作曲：鈴木キサブロー） 1978年
- 女・ひとり（作詞：千家和也 作曲：浜圭介） 1979年
- おれでよければ（作詞・作曲：四方章人） 1980年
- あきらめないで（作詞：たかたかし 作曲：徳久広司） 1980年
- 日本有線大賞特別期待賞
- 背中をかして（作詞・作曲：鈴木宗敏） 1981年
- さだめ（作詞・作曲：四方章人） 1982年
- 大宮駅から乗る女（作詞：さいとう大三 作曲：四方章人） 1982年
- 流氷（作詞：松岡はじめ 作曲：聖川湧） 1983年
- 新・中の島ブルース（作詞：荒木とよひさ 作曲：徳久広司） 1986年
- 港町挽歌（作詞：里村龍一 作曲：杉本真人） 1988年
- 第3回日本ゴールドディスク大賞演歌賞
- 最後にもう一度（作詞：里村龍一 作曲：中川博之） 1989年
- 誘惑（作詞：酒谷明良 作曲：中川博之） 1990年
- ひとり札幌（作詞：仁井谷俊也 作曲：秋浩二） 1991年
- ラ・サッポロ（作詞：星野哲郎 作曲：美樹克彦） 1994年
- あきらめてララバイ（作詞：たきのえいじ 作曲：渡辺よしまさ） 1997年
- 骨から泣きたい雪子です（作詞：新本創子 作曲：杉本真人） 2005年
