福島県立安達高等学校
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過去の名称 | 福島県立安達中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 福島県 |
設立年月日 | 1923年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 07111A |
所在地 | 〒964-0904 |
福島県二本松市郭内二丁目347番地 北緯37度36分0.6秒東経140度26分26.5秒 |
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電話番号 | 0243-22-0016 |
FAX番号 | 0243-22-6314 |
外部リンク | 公式サイト |
福島県立安達高等学校(ふくしまけんりつあだちこうとうがっこう)は、福島県二本松市に所在する公立(県立)の高等学校である。
目次 |
[編集] 概要
- 旧制安達中学校を前身とする全日制の高校。通称は「達高(たっこう)」。教育目標の1つである「まゆみの精神」に則り日々勉学、部活動等に励んでいる。
- 制服は、男子が学ランで、女子はセーラー服である。
- 女子のセーラー服は福島県内の高校でも3校しかなく、貴重な存在である。三本線の入った紺の襟に、冬服は紺の上着に白のスカーフ、夏服は白の上着に紺のスカーフである。胸当てはない。胸元には、学年がわかる白線の学年章があり、線の数と学年が一致する。下は、紺のスカート、紺のハイソックスである。
- 二本松市、本宮市、大玉村の通学者が、全体の3分の2を占めており、地域密着型の学校であり、生徒の通学時間は短い。
[編集] 沿革
[編集] 教育目標
- 1. 自ら学び、正しい判断力を持つ人間の育成
- 2. 誠実で忍耐強い人間の育成(まゆみの精神)
- 3. 心身ともに健全でたくましい人間の育成
[編集] 設置課程
- 全日制課程
普通科(平成18年度より定員240名・6クラス・3学期制) 男女比は、4:6で、女子が多い。女子だけのクラスもあり、女子生徒が結構活発である。 かつては、定時制課程普通科もあったが、廃止された。
[編集] 部活動
比較的女子の部活動が元気で活発的である。 スキー部、卓球部、バドミントン部は県大会などに出場した。 山岳部、カヌー部は全国大会への出場経験もある。
部活動一覧:山岳、スキー、ソフトテニス、野球、バスケットボール、サッカー、ラクビー、陸上、卓球、剣道、バレーボール、バドミントン、ソフトボール、カヌー、家政、社会、音楽、華道、茶道、英語、演劇、書道、吹奏楽、美術、地学、化学、生物、(同好会)アニメーション
[編集] 卒業後の進路
- 就職は、卒業生の2割近くを占める。製造業や流通業や運送業と言ったブルーカラーが主である。福島県は、東北一のものづくりの街であるため、地元企業を中心に求人がある。公務員は、毎年10名ほど合格する。
- 大学・短期大学進学率は45%である。四年生大学だけだと、32%で、男子が41%、女子が25%である。国公立大学は毎年約10名進学する。短大は、地元への推薦入学で一定の枠があり、進学している。
- 専門学校進学率は33%と、全国平均の約2割を大幅に上回る実績がある。特に女子が38%と4割近くを占めている。看護医療系もあるが、大半は、ビジネス、情報処理、調理、美容、工業技術である。学校でも、専門学校進学希望者が多いため、2年次の進路別クラスでは、どのクラスでも進学に対応できるようにしたり、研修旅行を充実させたりしている。
(平成19年福島県立安達高等学校パンフレットより)
[編集] 著名な出身者
- 三瓶(タレント、お笑い芸人)
- 高橋信次(医学者。本校では像が飾られている)
- 伊藤久男(歌手、岩瀬農学校(現・福島県立岩瀬農業高等学校)に転校)
- 三保恵一(二本松市長)
- 高橋秀樹(政治家)(福島県議会議員)