神戸市役所

神戸市役所（こうべしやくしょ）は、地方公共団体である神戸市の執行機関としての事務を行う施設（役所）である。

[編集] 特徴

市内有数の高さの建物であるが、近年は周辺に高層のビルや集合住宅が建てられるようになったため、かつてよりランドマークとしての機能は低下している。1号館24階の展望ロビーが無料開放されていて、市街地と港を一望できる。

神戸市中央区加納町6丁目5番1号

三宮駅からフラワーロードを西沿いに500mほど南の場所にあり、車道（北町通り）をはさんでさらに南側には東遊園地公園がならんでいる。それらの西側は東町筋をはさんで旧居留地地域が広がっている。

敷地の南端に30階建の１号館が、その北に5階建の2号館があり、もっとも北側には地下鉄海岸線三宮・花時計前駅の名の由来である花時計が設置されている。また旧居留地内にも3号館と4号館があり、これら全館が渡り廊下でつながっている。

明治22年に神戸に市制が敷かれた際、現在の中央区相生町にあった神戸区役所の庁舎を引き続き市役所として使用した。

明治42年12月18日、八宮神社の跡地（現在の中央区橘通1丁目弁護士会館のある場所）に新築移転。

昭和20年9月9日、行政窓口の効率化のために兵庫区松本通の市立第一高等女学校（現在の神戸市立湊川中学校の場所）と勧業館（現在の兵庫区役所の場所）に移転

昭和32年、生田区（当時）加納町の東遊園地に新築移転（現在の2号館）。現在は「2号館」となっているが竣工当時は8階建の本庁舎で、現在の1号館の位置には市会議事堂があった。

平成元年8月31日、市会議事堂跡地に現在の1号館竣工。旧本庁舎は2号館となる。

平成7年1月17日、兵庫県南部地震により水道局などが入っていた2号館の6階部分が崩壊。後に5階以上を撤去、再整備し平成8年3月15日より5階建の庁舎として使用再開。