磐田バイパス
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磐田バイパス(いわたバイパス)は、静岡県磐田市中心部を迂回し、磐田市街地を抜ける国道1号バイパス。信号が全くないバイパスだが、朝・夕方の通勤ラッシュ時は天竜川をわたる国道1号の新天竜川橋(磐田バイパスはこの橋の東端から磐田方面に延びている)あるいは豊田東IC~見付IC周辺を先頭に渋滞する(詳しくは問題点と解決法・効果の項と、各インターチェンジの項を参照のこと)。通行料無料。自動車専用道路ではないので、50cc以下の原付も通行可能。
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[編集] 概要
[編集] 沿革
- 1981年3月24日:全線開通(暫定2車線)。
- 2005年3月30日22時:国土交通省が日本道路公団よりバイパスを買い取る(国と静岡県が費用を負担)ことによって、藤枝バイパス・掛川バイパス・浜名バイパスと同時に無料開放。
- 2008年3月24日:小立野IC~森岡IC間の4車線供用開始
[編集] 問題点と解決法・効果
- このバイパスは、もともと磐田市中心部に走っている現道の慢性的な渋滞を緩和させる目的で作られた。しかし、朝夕の通勤ラッシュ時は、新天竜川橋を先頭に慢性的な渋滞を引き起こし、長年の課題となっていた。そこで、渋滞解消に向けて1990年代後半頃から、新天拡幅事業の計画を立ち上げ、2002年頃から約6年かけて新新天竜川橋新設工事と、新天竜川橋周辺の拡幅工事が行われた。
- 2005年3月30日に、無料開放したが、有料だったころに比べ、交通量が激増し、車線数の割に交通量が多く、時間・場所を問わずに慢性的な渋滞が頻発している。それだけでなく、事故が増え、通行止めにされることも度々ある。それらの傾向は、旧豊田町内に於いて顕著である。早期に全線4車線化にさせてほしいという声が少なくない。現在は、全線4車線化についての計画は、討論されていない。
[編集] 接続するバイパスの位置関係
(東京方面)袋井バイパス - 磐田バイパス - 浜松バイパス(大阪方面)
[編集] インターチェンジなど
- 三ヶ野IC(国道1号袋井バイパス、国道1号現道、静岡県道413号磐田袋井線)
- 岩井IC
- (磐田PA - 2005年3月30日閉鎖)
- (磐田TB - 2005年3月30日閉鎖)
- 見付IC(静岡県道86号磐田インター線→東名高速道路磐田IC)
- 豊田東IC(静岡県道44号磐田天竜線)
- 加茂IC(静岡方面のみ接続)
- 森岡IC
- 小立野IC(国道1号浜松バイパス、国道1号現道、静岡県道262号豊田竜洋線)