石川静 (ヴァイオリニスト)
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石川静(いしかわ しずか、Shizuka Ishikawa、1954年10月2日 - )は、東京出身のヴァイオリニストである。
目次 |
[編集] 経歴
[編集] 中学時代まで
新しき村出身の石川清明(財団法人新しき村理事長、2007年現在)の長女として生まれた。4歳からヴァイオリンを始め、鈴木鎮一に師事し,その後鷲見三郎に師事する。小学校4年生の1964年、第18回全日本学生音楽コンクール東京大会小学生の部で第3位を受賞し、小学校6年生の1966年、同コンクール東京大会、全国大会で第1位を受賞した。14歳の時、プラハの国際ラジオ・コンクールで優勝した。
[編集] プラハ留学
中学校を卒業した1970年、東京芸術大学の客員教授であったマリエ・ホロニョヴァの勧めでチェコスロバキアに留学し、プラハ音楽芸術アカデミーで学んだ。1972年,第6回ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第2位を受賞。 1974年に同アカデミーを卒業。1976年、エリザベート王妃国際音楽コンクールで第5位を受賞し,チェコスロバキア音楽祭でチェコ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして日本デビュー。1979年,第1回フリッツ・クライスラー国際コンクールで第3位。
[編集] 近況
プラハに在住、ヨーロッパ、日本で演奏活動を行っている。エリザベト音楽大学客員教授。
[編集] レコーディング
- ミスリヴェチェク:ヴァイオリン協奏曲(1987年、スプラフォン)
- ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品(2002年10月、ピアノ:クヴィータ・ビリンスカ)
- ブルッフ、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集(2002年12月、飯森範親指揮ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団)
- ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番・第2番(2003年10月、クーベリック・トリオ)
- プラハ直送・極上のデュオ(2005年4月、ピアノ:ヨセフ・ハーラ)