石川県道26号珠洲穴水線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

主要地方道（石川県道）

石川県道26号
珠洲穴水線
総距離	42.519 km （有料道路部分を除く実延長総計では県内最長路線）
陸上距離	41.728km（現道部分） 0.791km（旧道部分）
起点	鵜飼交差点（石川県珠洲市）
主な経由都市	珠洲市、鳳珠郡能登町、同郡穴水町
終点	中居交差点（鳳珠郡穴水町）
接続する主な道路（記法）	国道249号珠洲道路

■Template （■ノート ■使い方） ■ウィキプロジェクト道路

石川県道26号珠洲穴水線（いしかわけんどう26ごうすずあなみずせん）とは、石川県珠洲市と石川県鳳珠郡穴水町を結ぶ主要地方道（石川県道）である。

起点：石川県珠洲市宝立町鵜飼（＝鵜飼交差点・国道249号交点）
終点：石川県鳳珠郡穴水町中居（＝中居交差点・国道249号交点）

[編集] 概要

能登半島先端部に位置する珠洲市の名勝見付島（軍艦島）で知られる見附海岸から奥能登の玄関口と呼ばれる穴水町まで、険しい山々や谷間を縫うように繋ぐコースである。途中の鳳珠郡能登町地内では大半が珠洲道路の認定を受け整備が非常に行き届いているが、主要地方道と呼ぶには未だに整備が遅れており、自動車一台分の道幅しかない区間も残っている。

珠洲市の南部、宝立町鵜飼地区から鵜飼川の谷間を縫って西進、小屋ダムを過ぎると道は急に険しさを増し、県道6号へ合流するまで厳しい隘路を下る。旧柳田村の中心市街で分岐したのちは、旧役場前を通過し、そこはのどかな盆地の農村風景が続く快適なドライブコースで、旧村東西を結ぶ古くからのメインストリートである。さらに西進し、ランプ形式の合流路で県道57号の終点と接続する桜峠から能登町柏木地区入り口までの区間は、珠洲道路の指定を受けており、整備状況は能登有料道路を凌ぐ。柏木からは七尾北湾方向は、最近まで狭い谷間を下る危険なコースであったが、能登空港開港による周辺整備事業に伴い、急激に道路改良が進んだ区間である。尚、国道249号と合流する直前の穴水町梶地内を通り抜ける区間が全行程中もっとも狭く、注意が必要である。