甲斐克則
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甲斐 克則(かい かつのり、1954年10月6日 - )は、日本の法学者。早稲田大学教授。専門は刑事法。博士(法学)(広島大学、2002年)(学位論文「海上交通犯罪の研究」)。大分県大野郡朝地町(現・豊後大野市)出身。
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[編集] 研究テーマ
主な研究テーマは刑事違法論の本質と刑事責任の本質を探求しつつ、交通事故・火災事故・医療事故等の刑事過失論、安楽死・尊厳死・臓器移植・生殖医療等の医事刑法でそれを実証すること。刑事司法制度の研究も始めている。
[編集] 略歴
[編集] 学歴
[編集] 職歴
- 1982年4月 九州大学法学部助手
- 1984年4月 海上保安大学校講師
- 1987年4月 海上保安大学校助教授
- 1991年4月 広島大学法学部助教授
- 1993年4月 広島大学法学部教授
- 2004年4月 早稲田大学大学院法務研究科教授
[編集] 著書・論文
- 『尊厳死と刑法[医事刑法研究第2巻]』(成文堂)
- 『安楽死と刑法[医事刑法研究第1巻]』(成文堂)
- 『海上交通犯罪の研究[海事刑法研究第1巻]』(成文堂)
- 『アルトゥール・カウフマン『責任原理』(九州大学出版会)
[編集] 所属学会
日本刑法学会 (国内) 、 日本医事法学会 (理事 、国内 ) 、 日本生命倫理学会 (評議員 、国内 ) 、 「法と精神医療」学会 (国内) 、 中四国法政学会 (理事 、国内 )