田川伊田駅
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田川伊田駅*1 | |
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駅舎 |
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たがわいた - Tagawaita | |
所属事業者 | ■九州旅客鉄道(JR九州) ■平成筑豊鉄道*2 |
所在地 | 福岡県田川市大字伊田2621 |
電報略号 | イタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
開業年月日 | 1895年(明治28年)8月15日 |
乗入路線 3路線 | |
所属路線 | ■日田彦山線 |
キロ程 | 27.4km (城野起点) |
◄一本松(2.4km)
(2.6km)田川後藤寺►
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所属路線 | ■平成筑豊鉄道田川線 |
キロ程 | 26.3km (行橋起点) |
◄上伊田(1.4km)
(-km)-►
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所属路線 | ■平成筑豊鉄道伊田線 |
キロ程 | 16.1km (直方起点) |
◄下伊田(1.6km)
(-km)-►
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備考 | 業務委託駅 みどりの窓口 有 |
*1:1982年11月3日、伊田駅より改称。
*2:1989年10月1日、田川線と伊田線を転換 |
田川伊田駅(たがわいたえき)は、福岡県田川市大字伊田2621番地1号に所在する九州旅客鉄道(JR九州)、及び、平成筑豊鉄道の駅。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
相対式ホーム2面4線の地上駅。駅本屋側ホーム(1・2番線)は平成筑豊鉄道が使用し、もう一方のホーム(3・4番線)はJRが使用する。両者の線路はつながっている。改札は(隣り合ってはいるが)別々に設置されており、ホームへは地下通路(線路は高架上にあるため、通路自体は地平レベル)を通っていく。 駅構内に田川線上伊田駅がある。
[編集] 駅周辺
- 伊田郵便局
- 福岡県立大学
- 田川市立伊田小学校
- 田川市石炭記念公園
- 田川市石炭・歴史博物館
[編集] 歴史
- 1895年(明治28年)8月15日 - 伊田駅(いたえき)として豊州鉄道(初代)が開設
- 1901年(明治34年)9月3日 - 豊州鉄道(初代)を九州鉄道(初代)が合併
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管
- 1982年(昭和57年)11月3日 - 田川伊田駅に駅名改称
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
- 1989年(平成元年)10月1日 - 田川線と伊田線が平成筑豊鉄道に転換
[編集] 駅名について
田川市は、昔の伊田町と後藤寺町が合併して発足した市である。市制施行以前から伊田町の中心駅「伊田駅」、同じく後藤寺町の中心駅「後藤寺駅」が存在していた。その歴史の経緯から市制施行以後も田川市の中心地は伊田地区、後藤寺地区に二分されたままであり、市の中心駅も伊田駅と後藤寺駅の両方という扱いのため、外部のものには「どちらが中心駅か分からない」「田川市の駅なのに田川を名乗らないのは分かりにくい」という意見が絶えなかった。そのため、中心駅として伊田駅か後藤寺駅のどちらかを 「田川駅」にしようという案が浮上。伊田、後藤寺双方の地元商店街を巻き込んで、どちらが田川駅と名のるか大論争に発展した。 最終的に田川市民にアンケートを取り、様々な検討を重ねて、伊田、後藤寺の両駅名の頭に「田川」の二文字を付けることが決まり 現在の名前に落ち着いた。地元では現在でも「伊田駅」「後藤寺駅」のように、頭の「田川」を省いて言うことが多い。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
日田彦山線 |
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(小倉 - 紫川(信) - 西小倉 - 南小倉 - ) 城野 - 石田 - 志井公園 - 志井 - 石原町 - 呼野 - 採銅所 - 香春 - 一本松 - 田川伊田 - 田川後藤寺 - 池尻 - 豊前川崎 - 西添田 - 添田 - 歓遊舎ひこさん - 豊前桝田 - 彦山 - 筑前岩屋 - 大行司 - 宝珠山 - 大鶴 - 今山 - 夜明 ( - 光岡 - 日田) |
平成筑豊鉄道田川線 |
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行橋 - 美夜古泉 - 今川河童 - 豊津 - 新豊津 - 東犀川三四郎 - 犀川 - 崎山 - 源じいの森 - 油須原 - 赤 - 内田 - 柿下温泉口 - 勾金 - 上伊田 - 田川伊田 (伊田線・糸田線) |
平成筑豊鉄道伊田線 |
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直方 - 南直方御殿口 - あかぢ - 藤棚 - 中泉 - 市場 - ふれあい生力 - 赤池 - 人見 - 金田 - 上金田 - 糒 - 田川市立病院 - 下伊田 - 田川伊田 (田川線・糸田線) |