生さぬ仲
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生さぬ仲（なさぬなか）は、柳川春葉の小説。大正元年（1912年）、大阪毎日新聞連載。「生さぬ仲」とは、産みの親と子ではない、つまり継母と継子の関係を指している。舞台化され、また何度も映画化された。現在、小説は絶版となっている。
[編集] あらすじ
東洋漁業会社社長、渥美俊作の一子、滋をめぐって生母、珠江と、生さぬ仲の継母、真沙子との葛藤をえがく。
[編集] 舞台
大正2年（1913年）2月、大阪浪花座初演。
[編集] 映画化作品
- 1916年 - 「生かさぬ仲」（製作：小林商会、監督：井上正夫・賀古残夢、出演：井上正夫ほか）
- 1919年 - 「生さぬ仲 前篇」（製作：日活、監督：小口忠）
- 1921年 - 「生さぬ仲」（製作：松竹キネマ、監督：池田義臣、出演：岩田祐吉、栗島すみ子、川田芳子ほか）
- 1921年 - 「生さぬ仲」（製作：日活、監督：小口忠、出演：中山歌子、新井淳ほか）
- 1927年 - 「生さぬ仲」（製作：賀古プロダクション、監督：賀古残夢、出演：荒木忍、玉木悦子ほか）
- 1930年 - 「生さぬ仲」（製作：東亜キネマ、監督：米沢正夫、出演：岡田静江、里見明、川島奈美子、北岡勲ほか）
- 1932年 - 「生さぬ仲」（製作：松竹キネマ、監督：成瀬巳喜男、出演：奈良真養、筑波雪子、小島寿子、葛城文子、岡譲二、岡田嘉子、突貫小僧ほか）
- 1949年 - 「生さぬ仲」（製作：松竹、監督：市川哲夫、出演：宇佐美淳、浜田百合子、市川春代、河津清三郎、小沢栄ほか）
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