独立戦争 Liberty or Death
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ジャンル | 歴史シミュレーション |
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対応機種 | PC-98 DOS/V スーパーファミコン[SFC] |
開発元 | 光栄 |
発売元 | 光栄(コーエー) |
人数 | 1人、2人(対戦) |
メディア | 3.5インチFD[PC-98][DOS/V] 5インチFD[PC-98] ROMカートリッジ[SFC] |
発売日 | 1993年9月27日[PC-98][DOS/V] 1994年3月18日[SFC] |
価格 | 9,800円(税別)[PC-98][DOS/V] 11,800円(税別)[SFC] |
独立戦争 Liberty or Deathは1993年9月27日に光栄(現コーエー)が発売したPC用歴史シミュレーションゲームである。1994年にスーパーファミコン用としても移植された。元々は光栄が海外向けにDOS用に発売したゲームで、日本で発売されたのはその移植である。アメリカ独立戦争という日本人には馴染みのない題材を扱っていることもあって、知名度は低い。
副題の「Liberty or Death」は、海外版のタイトルであり、パトリック・ヘンリーの演説の一節に由来する。
[編集] ゲームの概要
プレイヤーはアメリカ軍の最高司令官ジョージ・ワシントンか、イギリス軍の最高司令官トーマス・ゲージのどちらかになってアメリカ独立戦争を戦う。政府フェイズ、地区フェイズ、戦争フェイズの3つのフェイズがあり、ターン毎にコマンドを与える。敵の正規軍を全滅させることが目標で、自身が死亡・捕虜になった場合や、信任投票で政治家から信任が得られず罷免された場合は、ゲームオーバーとなる。
アメリカ・イギリス軍の正規軍の他に、各陣営に味方する市民軍が存在し、それぞれ独自に行動する。独立宣言、フランスやスペインの参戦といった歴史イベントがあり、イベント発生後に外国の軍隊が登場することもある。
ゲームの戦場となるアメリカ東部は、当時植民地だった13の州と、2つの英領で構成され、北部・中部・南部の3つの地方に分かれている。各州はいくつかの地区で構成されている。
戦争フェイズでは、歩兵・騎兵・砲兵・ゲリラの4種類の兵科があり、各兵科には特性がある。強力な砲撃力をもつ艦隊には注意する必要がある。