無水アルコール
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無水アルコール（むすいアルコール）とはアルコールの中でもエタノールの含有率を特に高めたもので、日本薬局方では、15℃の標準状態に於いてエタノール含有率が99.5vol%以上のものと規定されている。水とエタノールは共沸をし、蒸留によって得られるエタノールの最高濃度はおよそ96%であるので、ベンゼンとの共沸によって水分を除く操作をすることにより無水アルコールが作られる。（物理的・化学的性質については記事 エタノールに詳しい）
[編集] 用途
主に消毒薬として用いられる。しかしながら、そのままの濃度では殺菌能力に期待できない。殺菌を目的として用いる際には無水アルコールを精製水で薄めてから使用する。調製法としては、無水アルコールに精製水を用いアルコール含有率が76.9~81.4vol%となるように消毒用アルコールを調製する。なお、これらの薬品はドラッグストア等で容易に入手が可能である。
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