瀬間仲ノルベルト
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瀬間仲 ノルベルト(せまなか ノルベルト、1984年5月31日 - )は、中日ドラゴンズに所属していた元プロ野球選手である。本名はノルベルト・セマナカ・ダ・ホッシャで、2005年のシーズンから登録名をホッシャとする。ポジションは内野手。現役時代の背番号は65番。
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[編集] 概要
ブラジル出身で、中学時代はオールブラジルの4番打者として活躍。野球留学のために来日し、日章学園に入学。2002年夏の甲子園大会では、初戦の2回戦で興誠高に敗れるも、ライトスタンド中段にまで運ぶ特大アーチを放って一躍脚光を浴びる。高校通算58本塁打。同年のドラフトで中日が7巡目に指名。主に一塁を守っていた。プロ入り直後に結婚。
当時の野球協約では「高校生は3年間在学しても、日本に5年間居住していなければ日本人扱いとはならない」という規定があったため、ブラジル国籍だった瀬間仲は、外国人として初めてドラフト指名を受けた選手となった。その後、2004年2月24日のプロ野球実行委員会で野球協約が改正され、高校生について日本居住5年以上の条件を外されることになり、さかのぼって外国人枠から外された。
アテネオリンピック中南米予選にブラジル代表として出場。秀でた長打力で一軍出場を目指すも、2005年オフに戦力外通告を受ける。職員としての球団入りを勧められたが、現役続行を希望し、2005年オフ、2006年オフの12球団合同トライアウトに参加。しかしどこの球団からも誘いが無く、現在に至っている。
漢字表記『瀬間仲』は、母方の姓『シマナカ』が現地の人には発音しにくく専ら『セマナカ』と呼ばれていたため、日章学園の入学時に理事長がこの漢字を当てたことに由来する。
[編集] 略歴
- 身長・体重 - 1m86cm、90kg
- 投打 - 左/左
- 出身地 - ブラジル
- 血液型 - O
- 球歴・入団経緯 - 日章学園高 - 中日(2003年-2005年)
- ドラフト指名年度・順位 - 2002年(7巡)
[編集] プロ時代の戦歴
[編集] 通算成績
- 一軍実績なし
[編集] 関連項目
中日ドラゴンズ 2002年ドラフト指名選手 |
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1巡目:森岡良介 / 3巡目:櫻井好実 / 4巡目:植大輔 / 5巡目:長峰昌司 6巡目:小林正人 / 7巡目:瀬間仲ノルベルト / 8巡目:湊川誠隆 |