涅マユリ
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涅マユリ(くろつち まゆり)は、久保帯人作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『BLEACH』に登場する架空の人物。アニメの声優は中尾隆聖。
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[編集] プロフィール
[編集] 人物
浦原喜助が追放された100年前に隊長に就任。面妖な黒い覆面をつけた異相で、自身の身体を改造し様々な武器や仕掛けを隠している(代表例として耳に内蔵された鎌や、失った肉体を再生させる薬「補肉剤(ほじくざい)」を携帯している)。人間離れしたような出で立ちだが、覆面の下には普通の顔がある(ただし髪は青く耳は改造しているために普通ではない)。義骸技術と義魂技術を駆使して涅ネムを作り上げた。なぜか右手中指の爪だけが不自然に長い。あとの爪は深爪である。
普段は隊長として普通に振舞っているが、その本性はとてつもなく残忍な性格をしたマッドサイエンティストであり、目的の為には自隊の隊士すら平気で殺したり、剣八の許可無く独断で一角を始末しようとしたり、自らの最高傑作であるネムを捨て駒として扱おうとしたりした(ただし、これは『自身の最高傑作であるネムがこの程度で死ぬ訳がない』という自信からくるものもある)。200年前から2661人の滅却師を実験体として研究しており、隊長就任時にはすでに希少種となっていた現世の生き残りの滅却師の魂魄も監視役を手なづけ、見殺しにすることで自らの手におさめていた。虚と戦っていた石田雨竜の祖父・宗弦もその方法で囚え、尸魂界でズタズタになるまで研究した。
[編集] 尸魂界編
瀞霊廷で石田と対峙するが、ネムを捨て駒として扱ったことや、上記の方法で宗弦を捕らえた事を知ったことで彼の怒りを買い、胴体部に即死してもおかしくない程の大穴を開けられて倒されるも、自身の肉体を液体化させて逃げ切ることに成功。藍染惣右介の裏切りが判明した際には体は治っていたが、「興味が無い」と言う理由で追う事は無かった。
[編集] 斬魄刀
斬魄刀の名は『疋殺地蔵(あしそぎじぞう)』
[編集] 始解
能力解放と共にうねった三本の刀身を持ち、その根元に赤子のような顔が浮かんだ形状に変形する。能力は斬りつけた相手の四肢の動きを封じるというものだが、これは斬った対象の脳から出る信号のうち「四肢を動かせ」という命令のみを検出し遮断するというもので、麻痺とは異なり痛みはまったく消えない。
また、斬った対象を液体にし、攻撃されない代わりにこちらも攻撃できなくなる能力も持っているが、性格上(あるいは性能上)、他人には使用したシーンが無く自身の逃走に用いている。これを自分に使用すると1週間元に戻れない。マユリはこれを使用し、石田との戦闘に敗れながらも逃げ切った(ただし、水などの液体に触れると混ざってしまう)。
解号は「掻き毟れ『疋殺地蔵』(かきむしれ『~』)」
[編集] 卍解
【卍解】の名は『金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)』
無数の刃を持つイモ虫のような身体に赤子のような頭を持つ巨大な姿。能力は、周囲100間にマユリ自身の血から生成された致死毒を撒き散らす。この毒の配合は毎回変えている。胸部からは無数の刃を生やして攻撃することが可能な他、単純に巨大なため、そのまま質量攻撃としても使用が可能。
[編集] アニメ
[編集] バウント篇
八番隊隊長の京楽春水と衝突するシーンも何度か見られた。また、バウント達を研究しようとし、ネムを介して石田に装身具を与え、バウントを尸魂界へ向かわせるよう仕向けたが、それがバウント達にとって手の内であることを知り激昂する。バウント侵入時には一之瀬を探していたものの、バウントの沢渡と対峙する。しかし、左手を二度もバウラに喰われ怒りが頂点に達し、本来の目的を忘れ、金色疋殺地蔵で撃退してしまう。
[編集] 死神図鑑ゴールデン
技術開発局に来ていた女性死神協会のおやつ(焼き芋)を食べてしまったり、ネムが現世に赴いている際、代わりに女性死神協会の議会に出席しようとしたが七緒の剣幕に押され追い出されたりバウント・沢渡との戦闘後、一護・チャドに会い、何らかの装置(恐らくは体を治す装置と思われる)に入れて貰う為に背負ってもらおうとしたが戦闘後の状態を気味悪がられ、ジャンケンを始めてしまった一護にツッコミを入れたりと、ギャグパートも描かれ本編とは違う一面が見られる。
[編集] 関連項目
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メディア展開 | アニメ | ラジオ| DS |
アニメ映画 | 第1作 | 第2作 |
人物・関連用語 | 登場人物 | 虚 | 破面 | バウント |
主要人物 | 黒崎一護 | 朽木ルキア(護廷十三隊所属) | 井上織姫 | 石田雨竜 | 茶渡泰虎 | コン | 阿散井恋次(護廷十三隊所属) |
護廷十三隊 | 朽木白哉 | 日番谷冬獅郎 | 更木剣八 | 涅マユリ | 藍染惣右介(後に謀反)| 浦原喜助(追放処分) |