浮草物語
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浮草物語 | |
監督 | 小津安二郎 |
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脚本 | 池田忠雄 |
出演者 | 坂本武 |
撮影 | 茂原英朗 |
編集 | 茂原英朗 |
公開 | 1934年11月23日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
allcinema | |
IMDb | |
『浮草物語』(うきくさものがたり)は、1934年の松竹蒲田撮影所製作の日本映画。
小津安二郎監督には珍しく「旅芸人一座」の世界を舞台にした作品で、戦前の小津映画の常連の坂本武、飯田蝶子らの名演と、計算され尽くした精緻な演出が光る。サイレント映画。1959年には小津自身がリメイクしている(題名は『浮草』)。
[編集] あらすじ
旅役者の一座の座長、喜八が、むかし自分の子を産ませた女、おつねの住む町へ興行に出かける。現在の彼の女である一座の女優、おたかがそれに嫉妬し、一座の若い女優、おときに座長の息子、信吉を誘惑させる。二人の 仲を知ったおつねは、喜八が父親であることを信吉に告げる。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 監督…小津安二郎
- 脚本…池田忠雄
- 原作…ジェームス・槇(小津安二郎)
- 撮影…茂原英朗
- 美術…浜田辰雄