浦上久松丸

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浦上久松丸（うらがみひさまつまる　永禄10年（1567年） - 没年未詳）は浦上誠宗（浦上政宗の次男）の子。

[編集] 経歴

父誠宗の死後に生まれ、久松丸と名付けられたこの子供は、一説に母の実家である黒田職隆・黒田孝高父子に養われ、あるいは赤松氏の本拠である置塩城に住んだとされる（「備前軍記」など）。９歳になった時、備前国で起こった宇喜多直家と大叔父・浦上宗景の対立にあたり、より正統な浦上家の当主として直家に擁立、岡山城へと迎えられた結果、宗景は配下の国人らの離反が相次ぎ、天神山城から播磨国へと退去した。ところが久松丸も、まもなく直家に毒殺されたと伝えられる（美作沼本家文書、小寺家文書、「吉備前鑑」「備前記」など）。

[編集] 異説

久松丸の諱を「直宗」とする説があるとされるが、出典は未詳である。

[編集] 参考文献

森俊弘「備前浦上氏関連説話の研究」（東備歴史研究会『東備』第９号、2002　所収）

カテゴリ: 削除依頼中の記事 | 浦上氏 | 戦国武将 | 1567年生

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