洲宮神社
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| 洲宮神社 | |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県館山市洲宮921 |
| 位置 | 北緯34度57分09秒 東経139度50分17秒 |
| 主祭神 | 天比理刀咩命 |
| 社格等 | 式内社（大）・県社 |
| 創建 | 神武天皇元年 |
| 本殿の様式 | 神明造 |
| 例祭 | 8月9日 |
洲宮神社（すのみやじんじゃ）は、千葉県館山市にある神社である。旧社格は県社。安房国二宮とされる。
祭神は安房神社の祭神天太玉命の后神である天比理刀咩命（あめのひりとめのみこと）で、式内大社「安房国安房郡 后神天比理乃咩命神社（元名洲神）」の論社である。相殿に天鈿女命・天冨命を祀る。
[編集] 歴史
社伝によれば神武天皇元年、天冨命が魚尾山に創建し、当時海辺にあったことから洲神・洲宮と呼ばれたという。文永10年（1253年）、社殿を焼失し、現在地に遷座したと伝える。ただし、現在地からも祭祀に使われた鏡や土器が出土しており、現在地でも古代に祭祀が行われていたことがわかる。
后神天比理乃咩命神社は当社のほか同市西崎の洲崎神社も論社となっており、長らく論争となっていた。明治5年、教部省は当社が后神天比理乃咩命神社であると決定したが、翌明治6年、その決定を翻し洲崎神社が后神天比理乃咩命神社であるとした。
