津村信夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
津村 信夫(つむら のぶお、1909年1月5日 - 1944年6月27日)は、詩人。兵庫県神戸市生まれ。兄は映画評論家の津村秀夫。慶應義塾大学経済学部卒業。室生犀星に師事し、1934年『四季』創刊に参加する。1935年第一詩集『愛する神の歌』を刊行、叙情的作風で戦後、若者に愛読された。
[編集] 著書
- 愛する神の歌 1935
- 戸隠の絵本 ぐろりあ・そさえて 1940
- 父のゐる庭 臼井書房 1942
- 善光寺平 国民図書刊行会 1945
- 初冬の山 鎌倉文庫 1947
- さらば夏の光りよ 八代書店 1948
- 津村信夫詩集 弥生書房(世界の詩) 1964
- 津村信夫散文集 第1、2 珊瑚書房 1965
- 津村信夫詩集 神保光太郎編 白凰社 1965
- 津村信夫全集 角川書店 1974
- 秋晴れ 潮流社 1988