泰山寺
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| 泰山寺 | |
|---|---|
| 所在地 | 、愛媛県今治市小泉1-9-18 |
| 位置 | 北緯34度03分01.0秒東経132度58分29.0秒 |
| 山号 | 金輪山 |
| 宗派 | 真言宗醍醐派 |
| 本尊 | 地蔵菩薩 |
| 創建年 | 815年（弘仁６年） |
| 開基 | （伝）空海 |
| 正式名 | 金輪山勅王院 泰山寺 |
| 札所等 | 四国88箇所56番 |
泰山寺（たいさんじ）は、愛媛県今治市小泉1-9-18にある真言宗醍醐派の寺院。四国八十八箇所霊場の第56番札所。今治市郊外の田園の中、石垣に囲まれた高台にあリ、2000年に改修された白い漆喰塀が美しい。
目次 |
[編集] 歴史
815年（弘仁6年）に空海（弘法大師）が梅雨期に当地を訪れた際に、蒼社川が氾濫していたが、村に伝えられる悪霊の祟りと考えられていた。空海は村人に堤防を築かせ、完成後に河原で土砂加持の秘法を行った。そのとき満願日に空中に延命地蔵菩薩が現われた。空海は地蔵菩薩像を刻み、お堂を建て本尊として安置した。
泰山寺の名は延命地蔵経中の「女人泰産」からとり、第56番札所に定めたとされる。また、一説には道教の五岳の一つである東岳泰山からの引用ともいわれる。
824年（天長元年）には淳和天皇の勅願所となり、七堂伽藍を備え10坊を持つ規模となったものの数度のの兵火により衰退し、金輪山の山上より麓の現在の場所へ移築された。
大師は秘法を修めた場所に松を植え「忘れずの松」と名づけた。千枚通しの札は、水と一緒に飲めば歯痛に効果があるといわれ、願い事もかなうという。
[編集] 伽藍
山門はなく、本堂、納経所、宿坊が一列に並んでいる。
- 本堂
- 大師堂 1985年建立。
- 鐘楼 1881年（明治14年）建立。今治城内の太鼓楼の古材で再建された。
- 通夜堂
- 宿坊
- 不忘松 不忘松は、弘法大師が寺を建立した際に手植えしたという伝説が残り大師堂のそばにあるが、枯れ、切り株が残る。脇に新たに子株である松が植えられている。
- 三胡の松 中国原産の白皮松で葉が3本に分かれており、中国の西安から持ち帰った種から発芽し育ったもの。
[編集] 文化財
[編集] 宿坊
あり（100人）。
[編集] 御詠歌
「みな人の 参りてやがて 泰山寺 来世の引導 たのみおきつつ」
[編集] 所在地
- 愛媛県今治市小泉1-9-18
- 電話:0898-22-5959
- FAX：0898-31-8668
[編集] 交通アクセス
- 鉄道
- バス
- 道路
[編集] 隣の札所
[編集] 周辺情報
- 三島神社
- 泰山寺奥の院 石鉄山 龍泉寺
- 乗禅寺
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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