波志田山合戦
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| 波志田山合戦 | |
|---|---|
| 戦争：治承・寿永の乱 | |
| 年月日：治承4年（1180年）8月25日 | |
| 場所：駿河国波志田山（現在地不明） | |
| 結果：源氏軍の勝利 | |
| 交戦勢力 | |
| 源氏 | 平氏 |
| 指揮官 | |
| 安田義定 工藤景光 |
俣野景久 橘遠茂 |
| 戦力 | |
| 不明 | 不明 |
| 損害 | |
| 不明 | 不明 |
波志田山合戦（はしたやまかっせん）とは治承・寿永の乱の中の戦いの一つ。
治承4年（1180年）8月24日、石橋山の戦いに勝利した大庭景親の弟・俣野景久は駿河国目代・橘遠茂とともに、軍勢を率いて甲斐国へ向かった。景久らはそのまま甲斐へ兵を進めようとしたが、夜になったため富士山麓に陣を張り夜を過ごした。その夜のうちに俣野軍の弓の弦が鼠によって食いちぎられてしまう。同じ頃甲斐国の安田義定、工藤景光らは甲斐国境付近まで兵を連れて進軍していた。25日俣野軍と甲斐勢が波志田山にて遭遇する。両者は直ちに戦闘に及んだが、所持していた弓の多くを鼠に食われていた俣野軍は甲斐勢に敗れ去った）（『吾妻鏡』）。
なお、波志田山の位置は富士山麓であることは推定されるが、正確な場所は諸説あり不明である。
