殊能将之
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殊能 将之(しゅのう まさゆき、1964年1月19日 - )は日本の推理作家。福井県生まれ。
福井県立藤島高等学校卒業。名古屋大学理学部中退後、編集プロダクションに勤めるが、その後退職。1999年に『ハサミ男』で第13回メフィスト賞を受賞してデビュー。
目次 |
[編集] 人物
- 個人的な情報を明かさない覆面作家である。
- 創作料理を好み、自作には多数の料理が登場する。
- SF及びミステリ(特に本格ミステリ)の非常なマニアである。特に好きなのは、アメリカのSF、ファンタジー、ミステリ作家のアヴラム・デイヴィッドスンと、フランスの本格ミステリ作家ポール・アルテ。デイヴィッドスンについては、ファンサイトまで作成している。
- ジャンル横断的なトリビアを好みで、初期作品にはそのトリビアが頻発していた。が、それらを自身のHPで発表するようになってからは、作品からはトリビアは消えた。
- 音楽ではクレイジーケンバンド、女優では真矢みきを好む。(公式サイトより)
[編集] 作品リスト
[編集] 小説
- ハサミ男 (1999年、講談社) - 第13回メフィスト賞受賞作
- 美濃牛 (2000年、講談社) - 第一回本格ミステリ大賞候補作
- 黒い仏 (2001年、講談社)
- 鏡の中は日曜日 (2001年、講談社) - 第二回本格ミステリ大賞候補作
- 樒/榁(しきみ/むろ) (2002年、講談社)
- 子どもの王様 (2003年、講談社)
- キマイラの新しい城 (2004年、講談社)
[編集] 編著
- どんがらがん (アヴラム・デイヴィッドスン著、2005年、河出書房新社)