武州山隆士
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武州山 隆士(ぶしゅうやま たかし、1976年5月21日 - )は、青森県南津軽郡浪岡町(現在の青森市)出身で武蔵川部屋所属の現役大相撲力士。本名は山内隆志(やまうち たかし)。身長191cm、体重166kg。最高位は東十両7枚目(2004年9月場所)。
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[編集] 来歴
中学時代から本格的に相撲に入部。金木高校に進学しても相撲を続けたが、相撲部員が1人のみだったため試合に出場することが出来なかった。なお、相撲の盛んでない金木高校へ進学したのは、中学時代に才能に目を付けた大東文化大学相撲部監督の意向があったからといわれている。大東文化大時代は全国大会に出場するなど活躍した。相撲部の監督から武蔵川部屋を紹介され、卒業と同時に入門。1999年(平成11年)1月場所に幕下付出で初土俵を踏んだ。
着実に番付を上げていったが、2000年(平成12年)5月場所中に左肘を故障し途中休場を余技なくされた。以降、休場が続き一時は序二段まで番付を落とした。幕下まではすぐに番付を戻したが、膝の調子が思わしくなかったこともありなかなか幕下中位に定着できず、一時は引退を考えた時期もあった。しかし周囲の励ましも有り奮起し、2003年(平成15年)1月場所から5場所連続勝ち越して同年11月場所には十両に昇進を果たした。左四つを取ると力を発揮し、十両でも安定した成績を残し、十両に定着した。怪我もあり、幕下に陥落していたが、2006年(平成18年)11月場所にて5勝2敗と勝ち越し、翌2007年(平成19年)1月場所での十両復帰を果たした。その場所では9勝6敗と勝ち越したが、3月場所から2場所連続で負け越し、7月場所は幕下に陥落した。2008年3月場所、東幕下筆頭で4勝3敗と勝ち越し、5月場所で1年ぶりに十両に復帰した。
[編集] 主な成績
2007年7月場所終了現在
- 通算成績:223勝204敗25休(52場所)
- 十両成績:74勝91敗(11場所)
[編集] 改名歴
- 山内 隆志(やまうち たかし)1999年1月場所-2002年1月場所
- 武州山 隆士(ぶしゅうやま -)2002年3月場所~-