正木馨
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正木 馨(まさき かおる、1930年8月4日 - )は、日本の元厚生官僚。元社会保険庁長官。広島県出身。父は死刑廃止運動の代表者だった弁護士の正木亮。田中角栄と小佐野賢治とを引き合わせた人物としても知られる。
[編集] 略歴
- 1954年 - 東京大学法学部卒業後、厚生省に入省
- 1981年 - 総務審議官
- 1982年 - 児童家庭局長
- 1983年 - 厚生省薬務局長
- 1984年 - 厚生省社会局長
- 1985年 - 社会保険庁長官
- 1986年 - 退官
[編集] 官僚時代の不祥事
- 社会保険庁長官時代の1985年9月に年金手書き台帳を破棄するように命じた。
- 薬務局長時代にはHIV感染の危険があるにも関わらず、非加熱製剤の輸入継続を続けた。
- 結果としてエイズの感染を悪化させた。
[編集] 退官後の職歴
- 全国社会保険協会連合会副理事長
- 社会保険診療報酬支払基金理事長
- 医薬品副作用被害救済・研究振興基金理事長
- 社会保険健康事業財団理事長
- 復光会 理事長