栃木県道・茨城県道1号宇都宮笠間線
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主要地方道 | |
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栃木県道・茨城県道1号 | |
宇都宮笠間線 | |
総距離 | 23.5 km |
制定年 | 1965年 |
起点 | 栃木県宇都宮市駅前通り1丁目 |
終点 | 茨城県笠間市笠間 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道4号 国道50号 国道123号 国道408号 |
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栃木県道・茨城県道1号宇都宮笠間線(とちぎけんどう・いばらきけんどう1ごう うつのみやかさません)は、栃木県宇都宮市から同県芳賀郡益子町を経由し、茨城県笠間市に至る県道(主要地方道)である。宇都宮市から芳賀郡益子町まで、国道123号と重複している。
目次 |
[編集] 概要
栃木県東部と茨城県中部を結ぶ重要な連絡路であり、栃木県宇都宮市と茨城県水戸市の両県庁所在地を結ぶルートは、この道を通るのが最短となっている。その利便性から、早くから道路改修が行われたが、大規模なバイパス化等は行われておらず、当時主流の工法であった既存路線の改修(現道拡幅)が主であった為、芳賀郡益子町・芳賀郡茂木町を中心に急カーブ区間が多数存在する。また栃木・茨城県境にある仏ノ山峠は、その急峻さからこの路線の最大のネックとなっている。
- 距離:23.5km(国道重複区間除く)
- 起点:栃木県宇都宮市駅前通り1丁目(宮の橋交差点=栃木県道10号宇都宮烏山線、栃木県道196号宇都宮停車場線交点)
- 終点:茨城県笠間市笠間(国道355号、茨城県道311号笠間停車場線交点)
[編集] 路線バス
[編集] 通過自治体
[編集] 交差する道路
- 栃木県道46号宇都宮真岡線(宇都宮市南大通り4丁目交差点)
- 国道4号(宇都宮市平松町交差点)
- 国道123号(宇都宮市平松町交差点~芳賀郡益子町七井駅西交差点まで重複区間/芳賀郡益子町大沢交差点)
- 新4号国道/宇都宮環状道路(宇都宮市石井立体交差)
- 栃木県道158号下岡本上三川線(宇都宮市石井町・新鬼怒橋西交差点)
- 国道408号(宇都宮市鐺山交差点)
- 栃木県道154号下高根沢氷室線(宇都宮市氷室町・清原東小前交差点)
- 栃木県道156号石末真岡線(芳賀郡芳賀町橋場交差点、西水沼交差点)
- 栃木県道61号真岡那須烏山線(芳賀郡市貝町下赤羽交差点)
- 栃木県道255号塙上根線(芳賀郡益子町七井台町西交差点)
- 栃木県道163号黒田市塙真岡線(芳賀郡益子町七井)
- 栃木県道230号下大羽益子線号(芳賀郡益子町下大羽交差点)
- 栃木県道286号中飯岩瀬線(芳賀郡茂木町深沢交差点)
- 栃木県道206号飯茂木線(芳賀郡茂木町飯)
- 茨城県道226号鶏足山片庭線(笠間市片庭)
- 国道50号(笠間市石井交差点)
[編集] 歴史
その起源は古く、中世に宇都宮を治めた下野宇都宮一族の宇都宮時朝(うつのみやときとも)が笠間へ移り、笠間時朝と名を改めこの地を治めた時代といわれる。江戸時代は、笠間側では野州宇都宮街道、宇都宮側では水戸街道と呼ばれ、この道を通り笠間から結城街道(現在の国道50号)を通って宇都宮と水戸を人々が往来したと云われており、現在の宇都宮水戸最短ルートがこの頃から形成されていた。
近世になり、1876年(明治9年)の太政官布告以後国道県道が区分され、江戸時代の街道がそのまま引き継がれて県道となった。 1954年(昭和29年)9月1日、新道路法に基づく主要地方道新設の告示を受けて県道宇都宮水戸線(笠間~水戸は当時の二級国道前橋水戸線と重複区間)となり、1965年(昭和40年)8月26日に現在の宇都宮笠間線となった。栃木県宇都宮市から芳賀郡益子町まで続く国道123号重複区間は元々は宇都宮笠間線で、1962年5月1日の政令による国道123号の新設時(1963年4月1日)にこの区間が国道に指定された。この時県道宇都宮水戸線・二級国道宇都宮水戸線の異種別同一名称路線が一本の道路を共有するという珍現象が起きたが前者は路線名改称、後者は等級廃止・国道番号表記に統一という形で2年ほどで終息、今日に至っている。
[編集] 別名
- 水戸北街道
- 栃木県内では単に「水戸街道」と呼ばれることがほとんどであり、案内板でも水戸街道と案内されている。但し東京~水戸間を結ぶ水戸街道(国道6号)とは異なる。なお、茨城県内では占める区間の短さからか、特定の俗称は見られない。
- 石井街道(宇都宮市内)