東峰夫
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東 峰夫(ひがし みねお、1938年5月15日 - )は日本の小説家。沖縄県コザ市(現沖縄市)出身。沖縄県立コザ高等学校中退。
[編集] 略歴
1971年に『オキナワの少年』で第33回文學界新人賞を受賞し、同作品で第66回(1971年下半期)芥川賞を受賞。丸谷才一に見込まれ将来を嘱望されたが、1981年に『大きな鳩の影』を刊行後、表舞台から完全に姿を消す。20年以上の空白期間では、ガードマンや日雇い労働者として暮らしていた。2002年に『ガードマン哀歌』で久々に復活する。
上原隆の取材に東は、芥川賞作家として注目を浴び続ける生活が耐えられなかったと答えている(上原『友がみなわれよりえらくみえる日は』)
[編集] 著書
- オキナワの少年 文芸春秋, 1972(のち文庫)
- ちゅらかあぎ 文芸春秋, 1976
- 大きな鳩の影 中央公論社, 1981
- ママはノースカロライナにいる 講談社, 2003 ISBN 4-06-212151-4
- 貧の達人 たま出版, 2004 ISBN 4-8127-0175-9