東京湾口道路
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東京湾口道路（とうきょうわんこうどうろ）とは、富津市が掲げた構想中の地域高規格道路である（名称は仮称）。現在の国道16号における海上区間を成す。現在は計画倒れの状況であり実現は極めて困難。
[編集] 概要
東京湾アクアライン、第二東京湾岸道路などとともに東京湾を8の字状に結ぶ東京湾環状道路の一部としても位置づけられている。想定ルートは、東京湾入口の浦賀水道を横切り、神奈川県横須賀市から千葉県富津市に至る延長約17kmである。なお、横浜横須賀道路の馬堀海岸IC（事業中・仮称）と接続する構想がある。
戦前に国防のため建設された海堡のうち、いわゆる第三海堡の廃墟が予定区間を大きく遮る障害物となっているが、この撤去事業が浦賀水道航路整備の必要性から進められている。
現在、このルートには東京湾フェリーが就航しているが、開通後の補償などの議論はされていない。
しかし、富津市の活発な誘致活動をよそに2008年4月、国土交通省は計画を棚上げする方針を固めたため事実上の構想の凍結となった。[1]
[編集] 脚注
- ^ 海峡横断6事業棚上げ、国交省方針 - NIKKEI NET（日本経済新聞、2008年4月7日）
[編集] 外部リンク
- 湾口Web - 推進団体によるサイト
- 東京湾岸道路調査事務所 - 国土交通省 関東地方整備局
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