本部南道路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本部南道路(もとぶみなみどうろ)は沖縄県国頭郡本部町大浜から名護市安和までの国道449号のバイパスである。バイパスではあるが実際は現道を拡幅(2車線→4車線)・改良する区間が多い。
国道449号は名護市と本部町や海洋博公園にアクセスする重要な幹線道路でこの区間は主に海岸部を通るが、沿線にはセメント工場や採石場がありダンプカーが多く通行するため道路状況はあまりよくなく観光道路としては適していない。したがって海洋博公園に向かう車の多くは内陸部を通る格下の主要地方道名護本部線(県道84号)を利用している。
1992年に事業化され、1994年に着工しており、名護市内区間の大半が2002年までに部分開通している。現在は本区間の大半を占める本部町区間を整備中で2010年の全線開通を目指している。なお名護市安和から先は名護バイパスにそのまま接続される。
[編集] 概要
- 区間・国頭郡本部町字大浜~名護市字安和
- 実延長・8.5km
- 道路規格・第3種2級
- 設計速度・60km/h(標識による最高速度は50km/hの予定)
- 車線数・4車線