最果てのイマ

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最果てのイマ
対応機種	Windows98/2000/Me/Xp
発売元	ザウス（純米）
発売日	2005年 8月12日
ジャンル	ジュヴナイルアドベンチャー
レイティング	18禁
キャラクター名設定	不可
エンディング数	非公開
セーブファイル数	Stub
画面サイズ	800x600 ハイカラー以上
BGMフォーマット	PCM
キャラクターボイス	なし
CGモード	あり
音楽モード	あり
回想モード	あり
メッセージスキップ	あり
オートモード	あり

『最果てのイマ』（さいはてのいま）は、アダルトゲームメーカーであるザウス（純米）が2005年8月12日に発売した18禁恋愛シミュレーションゲームである。

シナリオライターである田中ロミオによる哲学的な内容と、読み手を選ぶニッチなギャグがテキスト面での特徴となっている。また、ゲームをクリアした後も内容についての謎が数多く残り、その解釈について非常に考えさせられる内容となっている。そのため、「このゲームは、一度クリアしてからが本当のゲームの始まり」と評する人もいる。

最近の18禁ゲームとしては珍しく音声なし（BGMのみ）となっているが、メーカーからは「一部演出上の都合」と説明されていたが、2007年 11月30日にフルボイス版が発売された。フルボイス版の主な変更点は、

キャラクターのフルボイス化（※主人公を除く）
サブキャラクター３名のＨシーン追加
Windows Vista 32bit に正式対応

注意：以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。

[編集] ストーリー

幼い頃「施設」で育った主人公の貴宮忍は、現在姉の千鳥と共に生活している。友人のいなかった忍は、同じように友人のいない、心に様々な問題を抱えている者たちを集めて7人の仲間を作った。彼らは放課後になると、毎日のように町はずれの工場跡である「聖域」に集まるのであった。

[編集] 登場キャラクター

貴宮忍（あてみやしのぶ）　声：なし

主人公。7人の仲間を集めた張本人であり、その中心となる。とある特殊能力を持っている。実は本名ではない。
紅緒あずさ（べにおあずさ）　声：みる

忍の家の隣に住む少女。初めて出会った頃は忍に強く反発していたが、とある事件以降慕うようになった。将来は忍たちが通う学校に入学したいと考えている。
本堂沙也加（ほんどうさやか）　声：風音

旧家出身のお嬢様。あずさや葉子に対しては姉のように振る舞っている。
塚本葉子（つかもとようこ）　声：夏野向日葵

斎の妹。マイペース。あずさに変なことを教えて沙也加に怒られることが多い。
伊月笛子（いつきふえこ）　声：大花どん

「聖域」メンバーに最後に加わった。規律を非常に重んじている。忍たちとは違う学校（進学校）に通っている。彼女の存在に関してはとあるトリックがあり、そのため彼女のシナリオは最も解釈が難しいものとなっている。
樋口章二（ひぐちしょうじ）　声：柏木誉

忍にとって、「親友」と呼べる存在。街の裏情報にも通じている。
塚本斎（つかもといつき）　声：薔薇珈琲

寡黙。ほとんど声を出してしゃべることはない。葉子の兄。葉子と共に、とある旧家の中で暮らしている。
イマ　　声：松田理沙

謎の少女。あらゆる意味で物語のカギを握る。