時空警察ヴェッカーシグナ

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『時空警察ヴェッカーシグナ』（じくうけいさつヴェッカーシグナ）は、日本の特撮テレビ番組。時空警察ヴェッカーシリーズ第3弾にあたる。

2007年7月6日から9月21日まで、TOKYO MXにて毎週金曜日23時30分より放送された。

目次 1 概要 1.1 キャスティング 2 あらすじ 3 登場人物 3.1 ヴェッカーシグナ 3.2 その他の時空警察のメンバー 3.3 テンスマドラー 3.4 一般人 4 キャスト 5 スタッフ 6 主題歌 7 作品用語 8 放映リスト 9 脚注 10 外部リンク 11 前後番組

[編集] 概要

オリジナルビデオ作品『時空警察ヴェッカー』、その続編のテレビドラマ『時空警察ヴェッカーD-02』に続くシリーズ第3作。前2作同様に時空犯罪から時間と歴史を守る時空刑事（ヴェッカー）という基本設定を題材としているが、本作は正規のヴェッカーが主人公である前2作とは異なり、ヴェッカーとなるために未来から現代を訪れた候補生たちの成長と活躍を描く物語である。

本来は大手玩具メーカーのタカラトミーとのタイアップによる、フィギュア玩具として長い歴史を持つミクロマンとのコラボレーション企画であり、ヴェッカー仕様のミクロマンに新作映像のDVDが添付して販売される予定であったが、制作発表を目にしたバップのプロデューサーがDVD商品化を強く推したことで、DVDソフト化と地上波のテレビ放送が実現した^[1]。本来はDVDソフトのみの予定であったため、地上波ではDVD1枚分のドラマを30分番組として前・後編に再編集して放映された。

変身シーンをオミットした『D-02』と異なり、第1作同様に主人公たちがヴェックフォームと呼ばれる制服姿から、エクスターナルフォームと呼ばれる素面を包んだ戦闘スーツ姿に二段変身することも特徴のひとつで、当初の予定通りミクロマンとのコラボレーションによるシグナのフィギュアも放映に伴い発売され（一部はキャンペーン限定商品）、作中でも小道具として活用された。

放映局の都合上、リアルタイムで視聴できる地域は限られていたが、もともとDVDソフトを前提として制作された作品のために放映月にあわせてDVD全6巻がバップから発売され、放映局の地域外でも視聴可能となった。

作風は、前々作・前作に続きメガホンをとる監督の畑澤和也が「スポ根や青春ドラマに近い」と形容しており^[2]、前作までと比較するとキャラクターの描写に重点が置かれていることが特徴。特にそれは候補生ゆえの任務に対する葛藤や、中盤でのシグナレナリーとキリーの衝突を機にシグナのメンバーの心がバラバラになり、再び団結してゆくという流れに色濃く現れている。反面、前作までの大きな題材であった「時間」の要素が薄まっており、このことは本作でシナリオライターを務めた兵頭一歩も反省点として挙げている^[3]。

[編集] キャスティング

畑澤の「著名な俳優ではなく、まだ色の付いていない俳優が演じることで、その俳優ではなくキャラクターそのものを表現したい」との意向により、一般公募で出演者陣を選定^[4]。結果、平均年齢14歳のグラビアアイドルが主人公陣を演じることとなった。特に主人公・春日さりあ役の葉月あいは選定当時は弱冠11歳の現役小学生という、シリーズ最年少のキャスティングである。また主人公陣4人は、Signaly'sの名のユニットでエンディグテーマも担当している。

男性キャラクターでは、『ウルトラマンメビウス』などでスーツアクターをこなした和田三四郎がシリーズ初の男性の変身キャラクターとして変身前後共に出演。さらに第1作で企画・構想・監督で制作に携わった上に自らも出演をこなし、特撮ヒーローの大先輩でもある渡洋史が脇を固め、Phase.1では『ウルトラマンレオ』の主演俳優である真夏竜が特別出演を果たした。

前作以前のシリーズの他のキャラクターとしては、第1話で『D-02』のレギュラーの1人・時空刑事サキこと日向サキが、終盤で第1作第1話の主人公・時空刑事ユリーがゲスト出演。また本編の登場人物でないが、『D-02』の時空刑事ハル役の森本さやかがDVDの特典映像のナレーションを担当している。

[編集] あらすじ

西暦2007年。23世紀の未来世界から時を越えてやってきた春日さりあたちが、時空犯罪から時間と歴史を守る時空刑事を目指して研修の日々を送っていた。ある日彼女らは、時間を不正に操る時空犯罪者と思しき者たちの存在を知る。研修生である彼女らに捜査の権限はないが、熱い心は止まることはない。さりあたちは独断で悪しき時空犯罪に、そして時間と歴史を守る過酷な戦いに立ち向かう。

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[編集] 登場人物

[編集] ヴェッカーシグナ

時空刑事（ヴェッカー）を目指す時空刑事候補生たち。研修教練の最終過程において未来から現代世界へ派遣され、現代人として生活しつつ研修を続ける。通称のシグナ(Signa)はSpace-time investigation group navigationの略。ヴェックフォーム等の時空刑事に準ずる装備品を所持しているが正規の刑事ではないため、本来は特別な承認なしでは捜査活動を行なうことはできず、時空刑事ほどの権限も持っていない。合言葉は「SIG（エスアイジー）!」

春日 さりあ（かすが さりあ） / シグナサリー (SIGNA SALLY)^[5]

主人公。やること成すことドジばかりの天然系ドジッ娘で、常に周囲を呆れさせつつもなぜか憎めない。天真爛漫な性格だが、悪者を決して容赦しない強い心の持ち主でもある。エクスターナルフォームでは剣技を得意とする^[6]。普段はメンバーの活動拠点である喫茶店ウッドストックで、住み込みでアルバイトをしている。15歳^[7]。

実は研修前、偶然にも未来のヴェッカー認定者の記録を見てしまい、自分がヴェッカーとして認定されることはないという運命を知っていたが、努力することしかできない彼女は自分の未来が決定していてもなお、努力を絶やすことはなかった。最終的にやはり認定はされなかったものの、適正上からその格上である時空特捜に任命され、21世紀世界において新たな任務に就く。

夏沢 るり香（なつざわ るりか） / シグナルリー (SIGNA RULY)^[5]

シグナの委員長的存在のまとめ役。さりあの良き理解者。おっとりした癒し系のしっかり者だが、レトルトカレーも焦がすほどの料理音痴という意外な弱点もある。エクスターナルフォームでは新体操を応用した戦法を得意とする^[6][8]。普段はやはりウッドストックでアルバイトをしつつ、名門校の宮前学園に通っている。最終的には最高評定を受けてヴェッカーに認定されるが、自分の未来を自分自身で決めるため、自ら任務を辞退。21世紀世界で一般人として新たな生活を目指す^[9]。

冬木 玲菜（ふゆき れいな） / シグナレナリー (SIGNA LENALY)^[5]

ツンデレ系の少女。ドジばかりのさりあを足手まとい呼ばわりしてきつい発言を浴びせることも多いが、それは物事を真面目に考えているが故であり、本当は誰よりも強い愛情の持ち主。自分たちを颯爽と救う光四郎を密かに意識している^[8]。エクスターナルフォームでは格闘技を得意とする^[8][10]。普段はるり香の宮前学園と双肩の名門校・天原高校に通っている。最終的にはヴェッカーに認定され、光四郎との協力体制で共に21世紀世界の任務に就く^[9]。

秋葉 えみり（あきば えみり）^[11] / シグナエミリー (SIGNA EMILY)^[5]

シグナ最年少の妹的存在で、ウッドストックの純ロリ系の看板娘。お茶目な性格で誰にでも好かれる。唯一エクスターナルフォームに変身せず格闘教練も受けていないため、情報収集や分析・後方支援で活躍する。当初さりあたちも知らなかったことだが、実はシグナ用に配備されているサポートドロイドであり、前作『D-02』で登場したアンドロイド・時空刑事エリーの後継機種にあたる^[12]。緊急時には超人的な戦闘力を発揮できる。烏丸との戦いでさりあをかばって破壊され、光四郎の手により新たな機体としてのえみりが着任する。しかし以前のさりあとの交流などの記憶はなく、さりあは悲嘆に暮れ、えみりも複雑な思いに駆られるが、後にさりあとの新たな絆を取り戻す。最終的にはヴェッカーに認定され、エクスヴァーンのサポート役として共に21世紀世界の任務に就く^[9]。

[編集] その他の時空警察のメンバー

桐乃 かすみ（きりの かすみ） / 時空特捜キリー (KILLY)^[5]

玲菜の通う高校に転校してきた謎の美少女。正体は黒いヴェッカーとも呼ばれる時空警察の特務捜査官。シグナたちよりも数段上の戦闘技術を持つ^[3]。クールな性格のベテラン時空刑事で^[13]、任務に対して葛藤を見せるシグナたちに辛く当たることもあるが、実はかつて任務のため、恋人であり同僚でもあった時空刑事シリウスを手にかけたという悲痛な過去を持つ。2008年に派遣された真の理由はオリオンの監視。

折尾 光四郎（おりお こうしろう） / 時空刑事オリオン (ORION)^[5]

喫茶店ウッドストック常連のオタク青年。普段の姿はヒーローらしからぬ三枚目ぶりで、さりあたちをいつもからかっているが、時空犯罪に際しては表情が一変、エクスターナルチェンジによって青き閃光・時空刑事オリオンとなり、颯爽とシグナの危機を救う。必殺技はオリオンブレイク。

時間の保護のために人の命すら切り捨てなければならないという、時空警察の非情さに対し葛藤を抱いているが、任務のために敢えてそれを強い精神力で自分の中に封じている。しかしそれが、織田優生というもう一つの人格を生み出す原因となってしまった。光四郎自身は自分のもう一つの人格を認識していない^[14][15]。エクスヴァーンの尽力により優生の人格に打ち勝ち、ヴェッカーに認定された玲菜と共に21世紀世界の任務に就く^[9]。

加藤 洋輔（かとう ようすけ） / 時空刑事エクスヴァーン (EX-VERN)^[5]

喫茶店ウッドストックのマスターで、さりあの父親代わり。いつも明るく天然ボケ気味で、娘のようなシグナたちを優しく見守っている。時空警察中でも伝説的存在と呼ばれる人物にもかかわらず、自身は時空犯罪に対して決して動こうとはせず、謎が多い。

その正体は第1作で登場した時空刑事ヴァーン・カトーその人^[16]。かつて最愛の妹ユリーを失った悲しみから時の亡者にまで落ちぶれかけたところを、オリオンに救われた^[17]。それでもなお悲しみから抜け切ることができなかったものの、ユリーの幻影に檄を飛ばされ、自分を縛る過去の絆を断ち切り、シグナたちの危機を救うために時空犯罪に立ち向かう。「アルティメイション!」のキーワードにより真紅のクロノスーツを装着し、時空刑事エクスヴァーンとなる^[16][18]。必殺技はエクスヴァーンブレイク、グランミラーキャノン。

[編集] テンスマドラー

織田優生率いる時空犯罪組織。名称は「時世の反乱者」を意味する。身に着けたバックル状の生体変異ユニットにより簡易的な人体改造が行われており、各人が超人的な戦闘能力を持つ獣人体に変身でき、ヴェッカーの全滅を企む。たとえ倒されてもバックルが無事なら、他人がそれを装着することによりテンスマドラーとしての力を受け継ぐことが可能^[14]。

獅子皇（ししおう）

テンスマドラーのリーダー格。織田優生の用心棒で^[14]、テンスマドラー最強の戦士。獅子の指輪を輝かせて変身する。その戦闘技術は、シグナたちが束になって挑んでも到底歯が立たないほど。

蛇塚 れい子（へびづか れいこ） / 蛇（おろち）

テンスマドラーの紅一点。織田優生の秘書で、諜報活動を主に担当^[14]。テンスマドラーで唯一、優生の正体を知っている人物でもある^[19]。芸能界を夢見る女性たちの運命を操るため、テレビ局にキャスティングディレクターとして潜入している。一度シグナに敗れ、獣人体としての力は別人に受け継がれたものの、蛇塚自身はテンスマドラーの中では唯一ディメンション・プリズン（時空刑務所）に送られず最終エピソードまで生き残ったが、その後の消息は不明。

烏丸 鋭一（からすま えいいち） / 烏（からす）

優生と共に研究開発を行う研究者^[14]。ディザイン社の未来予測により、臓器提供意思表示者を意図的に死の運命へ導くことで、大病院の臓器移植の献体に協力する一方、見返りとしてその病院を優生の有効種計画に協力させている。

覚良 亮二（かくら りょうじ） / 覚（さとり）

有効種計画の実働隊^[14]。高校生として玲菜の通う高校に潜入しており、優生に次ぐ実力を持つ高校生占い師として多くの評判を浴びつつ、陰では良質の遺伝子を選別するため、そして自分の歪んだ欲望を満たすために高校生たちによるレイプまがいの交配実験を繰り返す。

織田 優生（おだ ゆうせい）^[20] / 鬼蜘蛛（おにぐも）

テンスマドラーの首領。現代最強といわれる謎の占い師で、総合保険企業・株式会社ディザインの設立者。「コーディネートされた未来」と称し、予言に等しいとまで賞される占いで数々の企業や個人をコンサルティングすることで、決して人前に姿を現さないにもかかわらず多くの信奉者を集めている。その陰では未来を担う優れた人間を選び出すためとする「有効種計画」を推し進めている^[14]。

正体は折尾光四郎のもう一つの人格であり、光四郎の時の反乱者としての可能性たる存在。光四郎と異なり、自分が光四郎と同一人物であることを認識している。その真の目的はディザイン社の有効種計画により、選び抜かれた遺伝子を何世代にも渡って交配させ、織田優生としての人間を未来に生み出し、自分を単なる一人格ではなく一個人として絶対的な存在とすることにある^[14]。エクスヴァーンの尽力により光四郎から分離し、巨大な蜘蛛の化物となるが必殺武器グランミラーキャノンを受けて消滅した。

[編集] 一般人

新末 雪人（あらまつ ゆきと）

さりあの同級生。学校では部員たった1人の占い同好会に所属しており、織田優生の占いに憧れている。さりあにほのかな恋心を抱き、彼女を同好会に引き込もうとする。

実は折尾光四郎の祖先。雪人の優生に憧れる心がやがて、子孫の光四郎の心に優生を生み出す原因のひとつになったともいえるが、彼が光四郎や優生と遭遇したことによる一種のタイムパラドックスや、さりあに出会って感化されたことが結果的に優生の破滅の切っ掛けとなった^[8][14]。最終回で、さりあたちの正体や自分と光四郎の関係などの真実を知り、自分の中の血統が優生のような存在を生み出さないため、占いで愛用していたカードを投げ捨て、さりあ同様に未来に向かって努力していくことをさりあに誓った。

亜紀（あき）

さりあの親友。

孝原 みゆき^[21]（たかはら みゆき）

玲菜の親友。同じ高校の覚良に恋心を抱きつつ、実は心臓病で余命半年の体であるために自分の気持ちを封じている。歴史を守るためにはみゆきを死なせなければならず、玲菜は苦悩に苛まれることとなる。

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以上で物語・作品に関する核心部分の記述は終わりです。

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[編集] キャスト

• 春日さりあ / シグナサリー：葉月あい（スーツアクター：谷山尚未）
• 夏沢るり香 / シグナルリー：彩月貴央（スーツアクター：日野由佳）
• 冬木玲菜 / シグナレナリー：しほの涼（スーツアクター：大口与枝）
• 秋葉えみり / シグナエミリー：鮎川穂乃果
• 桐乃かすみ / 時空特捜キリー：仲村みう（スーツアクター：齋藤恵美子）
• 折尾光四郎 / 時空刑事オリオン：和田三四郎（スーツアクター兼任）
• 加藤洋輔 / 時空刑事エクスヴァーン：渡洋史（スーツアクター：松上順也、一部渡洋史）
• 新末雪人：伊藤庸介
• 亜紀：大塚みなみ
• 孝原みゆき：演：浦田麻緒
• レディ（声）：福井裕佳梨
• キリーレディ（声）：林美和
• バディ（声）：泰勇気
• 獅子皇：真夏竜（特別出演）（スーツアクター：松上順也）
• 烏丸鋭一 / 烏：窪田正孝（スーツアクター：宮木ヨシオ）
• 覚良亮二 / 覚：鯨井康介（スーツアクター：南辻史人）
• 蛇塚れい子 / 蛇：福島和可菜（スーツアクター：齋藤恵美子）
• 織田優生 / 鬼蜘蛛：森久保祥太郎（スーツアクター：和田三四郎）

※ スーツアクターの日野・大口・齋藤は第5・6話で、松上・南辻は第9話で、声優の福井は第3・4話で、泰は第4話で俳優としても出演。

[編集] スタッフ

• エグゼクティブ・プロデューサー：椚山英樹、平山博志
• 企画：K2N
• 企画協力：タカラトミー
• プロデューサー:近貞博、堀川和寿、山国秀幸
• アクションプロデューサー：臼木基晴
• 脚本：兵頭一歩
• 監督：畑澤和也
• アクション監督：川名求乙（第9話では俳優として出演）
• 造形：ベアモデル
• 衣装制作：ロッシュ
• 助監督：石和摂
• 制作：ダックスプロダクション
• 制作協力：ヴァーサタイルエンタテインメント、ミリオンエンタテインメント
• 製作：ヴェッカーシグナ・プロジェクト（バップ、レイアップ、インデックスミュージック、NAS、K2N）

[編集] 主題歌

• オープニングテーマ：『RING』
  • 歌：奥井雅美
• エンディングテーマ：『MY PRECIOUS FRIENDS』
  • 歌：Signaly's （葉月あい・彩月貴央・しほの涼・鮎川穂乃果）

• キャラクターイメージソング
  • 『キミがいるから』 歌：葉月あい for 春日さりあ
  • 『FAITH』 歌：彩月貴央 for 夏沢るり香
  • 『空』 歌：しほの涼 for 冬木玲菜
  • 『マシュマロ・ハート』 歌：鮎川穂乃果 for 秋葉えみり

[編集] 作品用語

エクスターナルフォーム (EXTERNAL FORM)^[5]

時空刑事の超戦闘形態。「エクスターナルチェンジ!」のキーワードと共にブレスレットに封入されているドロイドが強化外骨格に変形し、各人の体に装着されて完成する。敵の攻撃から身を守ると共に、身体能力を大幅に増強する。基本的にはヴェックフォームを経てこの形態になるが、生身の状態から直接変身することも可能。肉体の負担を考慮し、各人が犯罪者の攻撃により生命の危機に晒されたときなど、極めて重大な局面でなければ装着は承認されず^[22]、連続使用は生命の危険をもたらす。前2作のクロノスーツに相当する。

レディ

シグナの各メンバーが持つブレスレット型アイテム・シグナデヴァイスに封入されている女性型のサポート用ドロイド。各人のパートナーであると共に、シグナの研修を導く教官でもある。ヴェックフォームへの換装や短時間の時間遡行能力に用いられる他、緊急時には強化外骨格として各人の体を覆い、エクスターナルフォームに変形する^[22]。また時空特捜キリーも同様に専用のキリーレディを^[23]、時空刑事オリオンは男性型ドロイドのバディを持つ^[15]。

時空特捜（じくうとくそう）

時空警察のどの部署にも属さない完全独立の特務捜査官。正式な時空刑事ではないが、ヴェックフォームやエクスターナルフォーム等、時空刑事同様の装備を持つ。その捜査対象には時空犯罪者のみならず時空警察の内部犯罪、中でも特に、強力な時空犯罪者になる可能性をもつ存在として時空刑事自身までもが含まれている。任務の性質上、時空刑事は「時空特捜」の存在及びヴェックフォームの色の違い程度しか知らない上、時空特捜自身も任務を請け負うと同時に自身の存在を歴史から抹消されてしまうため、個々の捜査官は互いの存在すら知らない^[23]。

このほかの用語は、時空警察ヴェッカーD-02#作品用語を参照。

[編集] 放映リスト

放送日	話数	タイトル	DVD収録時タイトル	ゲスト出演者
6/29		時空警察ヴェッカーシグナスペシャル（事前特別番組）[24]
7/6	1	Phase.1 side:A	Phase.1 Signa / 候補生たち	日向サキ（演：西村優子）
7/13	2	Phase.1 side:B
7/20	3	Phase.2 side:A	Phase.2 Digna / 未来の価値	南奈々（演：福井裕佳梨） 赤瀬監督（演：杉野博臣） 東鳥（演：外間勝） オーディション応募者（演：杉村ミレイ）
7/27	4	Phase.2 side:B		南奈々、赤瀬監督、東鳥 オーディション審査員（演：泰勇気） セイントヴァルキリー[25]（演：新実菜々子）
8/3	5	Phase.3 side:A	Phase.3 Festa / 謝肉祭	柊際二郎（演：稲宮誠） ナース軍団（演：日野由佳、大口与枝、齋藤恵美子）
8/10	6	Phase.3 side:B
8/17	7	Phase.4 side:A	Phase.4 Setsuna / 刹那
8/24	8	Phase.4 side:B
8/31	9	Phase.5 side:A	Phase.5 Kizuna / 友情	時空刑事シリウス（演：早田剛） 蝦川美紗子（演：宮沢静香） 獣人生徒会（演：川名求乙、松上順也、南辻史人）
9/7	10	Phase.5 side:B		蝦川美紗子 時空刑事ユリー（演：天野めぐみ）
9/14	11	Phase.6 side:A	Phase.6 Sign / 未来へのサイン
9/21	12	Phase.6 side:B

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

• 時空警察ヴェッカーシグナ：公式サイト（レイアップ）
• TOKYO MX * 時空警察ヴェッカーシグナ
• 時空警察ヴェッカーシグナ（バップ作品情報）

[編集] 前後番組

TOKYO MX 金曜23:30枠
前番組	番組名	次番組
あまえないでよっ!!喝!! （アニメ枠）	時空警察ヴェッカーシグナ	探偵!ナイトスクープ （ABC制作のバラエティ、55分枠）
木曜23:00枠
GR-GIANT ROBO-	時空警察ヴェッカーシグナ（再）	のらみみ