文化放送メディアプラス
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文化放送メディアプラス(ぶんかほうそう-)は、生放送スタジオがある文化放送所有の地上13階地下2階建ての鉄筋コンクリートビル。2006年7月24日13時より運用開始。
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[編集] 概要
- もともとは浜松町1丁目駐車場があった所を2003年秋に使用中止し、設計計画を十分に行ない、耐震構造の建物として、2004年春に建設開始のセレモニーを行ない着工、2005年末には竣工したが、中のテナント(文化放送以外の企業も入居)の都合上で文化放送グループの各企業および文化放送の各セクションは、2006年7月19日に放送業務を除く編成・営業などで業務開始するが、24日の13時までは放送業務は録音番組を除き、四谷(東京都新宿区若葉1丁目5番地)の旧社屋で放送され、四谷での最後の放送は寺島尚正 ラジオパンチ!(当日は特別番組扱い)がいつもより2分45秒長く放送された(通常吉田照美のやる気MANMAN!は12時57分からの放送だが、この日のみ12時59分45秒までは寺島尚正ラジオパンチ!を放送して、スジャータの時報を挟んでからは浜松町・メディアプラスに送出回線が切り替えられ、放送業務も移った)。
- メディアプラスへの移転に合わせて2006年7月29日の7:00~13:00と13:00~17:45に特別番組を生放送したほか、新社屋の12階「メディアプラスホール」での公開録音イベントや公開生放送番組なども続々と決定している。
- 四谷の旧社屋は2006年7月24日13時を以って放送業務を終了。その後東京消防庁のビル火災実験に供され、内構を破壊された末に解体。跡地には文化放送が施主で屋上にアンテナを備える賃貸マンションが建設されたことから、非常用送信所も元の場所に戻るものと見られる。
- 新局舎の愛称が「メディアプラス」に決まったきっかけは、2006年4月3日からスタートした朝のニュース情報番組「吉田たかよし プラス!」(2007年3月30日で番組終了)と言われている。
[編集] 郵便番号・電話番号
- 郵便番号は、105-8002(8002は四谷の局舎から引き続き使用される大規模事業所専用固有番号。放送では“はっせんに”と読んでいる。これは1998年に郵便番号が7ケタ化されたときから続いており、局内では定着しているもの。)
- 電話番号・ファックス番号(文化放送の各セクション直結の代表番号や生ワイド番組対応受付・オペレーター相手のも含む)は、新局舎移転当日の新聞のラジオ欄などに掲載されることになっている。生ワイド番組対応受付電話は03-5403-1134、ファックス番号は03-5403-1151。ラジオショッピングの電話番号も03-3431-9101に変更された。
[編集] 備考
- 運用開始直後ファックス番号はもう一つ別の番号があったが、これは編成や制作が取引会社との直で繋げる業務用の番号だったため混乱した。
このため、ファックス番号は統一の番号となったので、ファックスで投稿するリスナーは、必ず番組名・コーナー名・投稿者の住所・氏名・年齢といった必要事項を記入しないと、どこ宛へ回せばいいのか各番組スタッフが迷ってしまうため、注意を要する。