恋は舞い降りた。
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『恋は舞い降りた。』(こいはまいおりた)は1997年の日本の映画。
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[編集] あらすじ
天使(玉置浩二)の人違いでゴーストにされてしまったホストの神崎啓一郎(唐沢寿明)は、人間に戻るために29歳のバツイチ女性幸坂マチ子(江角マキコ)を幸せ(笑顔にさせる)にしなければならないという条件を天使からだされる。啓一郎は天使から与えられた「4つの願い」を使い、マチ子はいい男からプロポーズされたり、外国の宝くじが当たり大金持ちになったりするが、マチ子はちっとも幸せを感じてくれない(宝くじの小切手をマチ子は全額社会鍋に寄付してしまう)。マチ子はその間もディスプレーの仕事に励み、先輩(渡辺えり子)の託児所の手伝いをして過ごすのだった。そして、啓一郎に、クリスマスイヴの真夜中までにマチ子を幸せにしないと啓一郎の生還の機会は失われてしまうと、天使からタイムリミットを告げられる。価値観の全く違う男と女がぶつかり合いながらも次第に本音で語り合いはじめ、初めは人間に戻ることしか頭になかった啓一郎が、次第にマチ子の人間性を受け入れるようになり、マチ子も閉ざしていた心の内面をやがて啓一郎に打ち明けるようになる。そしてイヴの夜、啓一郎の「お前これ(別れた旦那との思い出が入ったポケベル)捨てたらいい女になるよ!」の一言でマチ子が笑顔を見せたことで、啓一郎はギリギリのところで人間に戻ることができたのだった。そして、一年後のクリスマスイブの夜に再会した二人、啓一郎は彼にとっても母との思い出の象徴である四葉のクローバーをマチ子に渡す。マチ子は以前、啓一郎に「幸せを呼ぶ四葉のクローバー」の話をしていた。マチ子が望んでいたこのプレゼントで、二人の心は一つに繋がり合いハッピーエンドとなる。長谷川康夫がメガホンを撮るということで、チョイ役に風間杜夫や平田満、根岸季衣らが出演しているのも見どころ。
[編集] 登場人物
- 神崎啓一郎(唐沢寿明)
- 幸坂マチ子(江角マキコ)
- 天使(玉置浩二)
- 美栄子(渡辺えり子)
- 由美(今村恵子)
- 武志(沢村一樹)
- 和代(星野有香)
- ゆかり(幸亜矢子)
- ゆうえんち係員(風間杜夫)
- 東スポ親父(平田満)
- トンネル作業員(石丸謙二郎)
- ゆうえんちティーテラスのウェイトレス(根岸季衣)
- 定食屋のおばさん(石井トミコ)
- 山本志津子(高田敏江)
- レジの女の子(渋谷琴乃)
- 亀山老人(逗子とんぼ)
- マコト(末吉宏司)
[編集] スタッフ
[編集] 音楽
- 主題歌 七緒香「恋は舞い降りた」
- 挿入歌 B'z「いつかのメリークリスマス」