影森駅
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影森駅(かげもりえき)は、埼玉県秩父市上影森71番地4にある秩父鉄道秩父本線の駅である。
影森駅 | |
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駅舎(2006年5月) |
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かげもり - KAGEMORI | |
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所属事業者 | 秩父鉄道 |
所属路線 | ■秩父本線 |
キロ程 | 62.4km(羽生起点) |
所在地 | 埼玉県秩父市上影森 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 島式ホーム 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
538人/日 -2005年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)9月27日 |
目次 |
[編集] 駅構造
熊谷方面の場合、1000形・5000形の各車両中程の2ヶ所のみドアが開く。
トイレは改札外にあり、以前は汲み取り式であったが、水洗式に改良された。
のりば
1 | ■秩父線 | 三峰口方面 |
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2 | ■秩父線 | 秩父・長瀞・寄居・熊谷・行田市・羽生方面 |
■西武線直通 | 西武秩父・飯能・所沢・池袋方面 |
[編集] 三輪線
当駅から三峰口駅方向に、三輪線と呼ばれる構外側線(貨物線)が伸びており、秩父太平洋セメント三輪鉱業所へ続いている。路線は急勾配で、線路は機関車が撒いた砂が目立つ。終点には武甲鉱山で採掘された石灰石積込用のホッパーが設置され、石灰石は秩父本線・三ヶ尻線経由で三ヶ尻駅(太平洋セメント熊谷工場)へ輸送されている。
ホッパーへ貨車を押し込むためのディーゼル機関車が2両(D305、D502号)常駐しており、普段はD502号が使用されている。なおD502号は、かつて根岸線根岸駅で使用されていた。
貨物輸送量の減少などにより、年々発着する列車は減っている。
[編集] 利用状況
1日あたりの平均利用客数
- 2004年度:566人
- 2005年度:538人
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1917年(大正6年)9月27日 - 開業。
- 1918年(大正7年)9月16日 - 武甲線 影森~武甲間開業。貨物営業のみ。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 武甲線 影森~武甲間廃止。
- 2008年(平成20年)2月8日 - 構内で貨物列車の横転脱線事故が発生。人的被害は機関士1名が軽傷を負ったのみ。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
秩父鉄道秩父本線 |
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