弓削神社 (八尾市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
弓削神社 | |
---|---|
鳥居と拝殿(弓削) 社殿と鳥居(東弓削) |
|
所在地 | 大阪府八尾市弓削町1-36(弓削) 大阪府八尾市東弓削1-36(東弓削) |
位置 | 北緯34度35分59.2秒 東経135度36分54.4秒(弓削) 北緯34度36分6.6秒 東経135度37分1.3秒(東弓削) |
主祭神 | 饒速日命、宇麻志麻治命、天照大神(弓削) 饒速日命、宇麻志摩治命、天照大神、彌加布都命、比古佐自彦命、高魂命、天日鷲翔矢命、菅原道真(東弓削) |
社格等 | 式内大社、村社 |
創建 | 800年ごろ |
例祭 | 夏祭り:7月30日・31日、秋季例祭:10月8日・9日(弓削) 例祭:10月20日(東弓削) |
弓削神社(ゆげじんじゃ)は、大阪府八尾市にある神社。 付近に勢力を保持していた物部氏の一族である弓削氏の氏神である。
八尾の弓削神社は、JR志紀駅・長瀬川を挟んで2箇所あり、東側の東弓削一丁目にある弓削神社と西側の弓削町一丁目にある弓削神社の二社一対で二座にあてている。両社とも式内大社である。
なお、鎮座地は弓削が旧河内国志紀郡、東弓削が旧河内国若江郡にあたり、延喜式神名帳には若江郡の式内社と記載されている。
目次 |
[編集] 歴史・概要
- 800年ごろの創建といわれる。当地は弓削氏の一族である高僧道鏡の出身地であるが、弓削神社は彼の没後の創建であり、直接関わりはない。
- かつて東西の社殿の間に久宝寺川(旧大和川)が流れていた。度重なる水害で幾度も流失の被害を被っていた。
- 川を挟んで二座の弓削神社が鎮座する形式は、当社以外にも久留米市の弓削神社(筑後川)、熊本市の弓削神社(白川)等があるが、関連は不明である。
[編集] 弓削
[編集] 東弓削
- 祭神は、祭神は、宇麻志麻治命、饒速日命、天照大神。
- 例祭:10月20日
- もともと現在地の東約300mのところにあったといわれている。 現在は本殿と鳥居だけのこぢんまりとした様子になっている。