市川團蔵 (4代目)
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4代目市川團蔵（いちかわ だんぞう、延享2年（1745年） - 文化5年5月10日（1808年6月3日））は、江戸の歌舞伎役者。屋号三河屋、俳名は二紅、市紅。大坂では前名を取った「友蔵団蔵」江戸では「目黒の団蔵」「目黒団蔵」などと言われた。
最初は京都の「和泉式部座」で出演し人気者だったという、その後大坂の子供芝居「亀谷豊後座」にて亀谷虎蔵を名乗る。 1763年に初代中村富十郎の門下になり中村虎蔵と改名。1768年江戸にて11月3代目市川團蔵の門に移り市川友蔵と改める。1772年富十郎没後に未亡人の養子となり3代目市川團三郎を襲名。1773年11月に「市村座」「帰木曽樹毎初物」にて4代目市川團蔵を襲名。1784年に大坂で出勤、1786年に明石、四国、伊勢古にドサ回り、1790年大坂、京都、1798年から1802年まで再び江戸にて勤め上げる。1808年5月大阪「小川座」にて公演中の9日後死去する。
体格は小柄ではあったが、芸は器用で太刀打、立回り、宙返り、早替わりなどを得意とした。
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