山本八郎

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山本八郎（やまもとはちろう、 1937年 9月17日 - ? ）は、大阪府出身のプロ野球選手（捕手、外野手）。現役時代は東映、近鉄、サンケイで活躍した。

[編集] 来歴・人物

浪商高校（現・大阪体育大学浪商高等学校）では1955年の選抜大会に5番・捕手として出場し、優勝。1956年に東映に入団。礼儀正しい言動と闘志あふれるプレーで、猛者揃いのチームの中でも目立った存在だった。「ケンカはち」、「ケンカ八郎」のニックネームでファンが多かった。2年目の1957年のシーズン、一時期打率1位にランキングされる活躍を見せるが、8月の大映戦の試合中にクロスプレーで右腕を骨折、残りシーズンを棒に振った。

1958年 5月10日の南海戦で、判定をめぐって審判へ暴力行為を働き退場、無期出場停止処分となり、ファンからの署名活動により6月23日に出場停止が解除された。1959年には試合中の乱闘が原因で自主的出場停止となり、永平寺での精神修行もおこなった。岩本義行監督の提案により1959年に三塁手、1961年に一塁手を務め、のち外野手に転向した。水原茂監督との確執により1963年に近鉄に移籍、同年に22本塁打を記録。1967年にサンケイに移籍、同年引退。引退後は水族館でシャチの飼育係に転身。その後、大阪で実家の店を継ぐなど、球界と一線を引いている。

[編集] 年度別打撃成績

表中の太字はリーグ最多数字

年度	チーム	背番号	試合	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	得点	盗塁	犠打	犠飛	四死球	三振	打率（順位）
1956年	東映	8	105	261	23	65	8	5	4	95	24	7	0	2	6	44	.249
1957年			82	283	30	90	14	3	9	137	40	12	2	3	5	35	.318
1958年			84	309	32	87	20	5	8	141	49	17	2	4	11	45	.282
1959年			66	241	26	55	13	0	6	86	32	7	2	3	9	44	.228
1960年			119	402	47	100	10	4	13	157	53	16	6	0	16	45	.249（25）
1961年			132	494	63	146	32	4	12	222	68	24	10	5	28	52	.296（11）
1962年			80	259	22	60	7	2	5	86	27	7	5	1	15	43	.232
1963年	近鉄		139	508	73	142	28	3	22	242	59	21	12	1	30	71	.280（11）
1964年			144	530	69	139	26	7	11	212	50	22	6	4	34	77	.262（20）
1965年			133	492	57	135	14	2	15	198	46	20	3	2	22	53	.274（11）
1966年			102	301	37	79	13	1	8	118	26	10	7	0	8	48	.262
1967年	サンケイ	28	18	40	1	2	0	0	0	2	0	0	0	0	1	10	.050
通算成績			1204	4120	480	1100	185	36	113	1696	474	163	55	25	185	567	.267

[編集] タイトル・表彰

オールスターゲーム出場：4回（1957年、1963年～1965年）

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山本八郎

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目次

[編集] 来歴・人物

[編集] 年度別打撃成績

[編集] タイトル・表彰

[編集] 関連項目

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