山形ゼロックス

1984年、山形交通(現在のヤマコー)、山形新聞、山形放送により、主として富士ゼロックス製品を扱うOA機器専門商社として設立。後に富士ゼロックスの資本参加を受け、山形ゼロックスに称号変更した。
主として富士ゼロックス製品を取り扱ってはいるが、近年においては、理想科学工業のオルフィスや、住友スリーエムの技術を使用したスコッチプリントなどを取り扱うなど、富士ゼロックス製品にとどまらない、幅広い商品構成が特徴である。
環境保護推進活動として、定期的にNPO 法人アイビジネスネットワークと連携し、『おさがりパソコン』を展開している。具体的には、企業等から不要なパソコンを譲り受けて整備を行い、それを個人などに無料で譲渡するものである。
富士ゼロックス100%子会社(販社)ではなく、富士ゼロックスと地元企業との合弁企業である。多くの県別特約店が販社に転換している中、県別特約店という立場に留まっているので、富士ゼロックスグループ内での影響力は強くない。反面、状況に応じて前述の他社製品を積極的に扱えるなどのメリットもある。

[編集] 役員一覧

代表取締役会長　武田吉則(ヤマコー社長)
代表取締役社長　加藤洋一
専務取締役　　　高田修
常務取締役　　　加藤和良
取締役　　　　　相馬健一(山形新聞・山形放送会長)
取締役　　　　　小池眞一(富士ゼロックス常務執行役員)
取締役　　　　　佐藤謙二
取締役　　　　　三浦秀治
監査役　　　　　園部稔　(山形放送社長)
監査役　　　　　井上成史
監査役　　　　　髙橋勝蔵(ヤマコー常勤監査役)

[編集] 設立の経緯

1980年代、山形県内において代表して富士ゼロックス製品を取り扱うディーラー設立の動きが模索された。当初、山形銀行が富士ゼロックスより設立の打診を受けたが、取引先等に競合他社を抱える事を理由として固辞。山形銀行と同様に、山形県内において強い影響力を持つ、山形交通、山形新聞、山形放送に設立を打診し、受諾。これら三社が合弁で設立した企業が、後の山形ゼロックスである。