小田嶋忠宏
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小田嶋忠宏(おだしま ただひろ 1957年 - 2007年6月14日 )は、日本の詩人。秋田県仙北市(旧・西木村)出身。本名は小田嶋忠広。神奈川県立横浜翠嵐高等学校卒。
編集者、学習塾講師などをしながら、創作に励む。2003年11月2日、あがた森魚とジョイントで詩の朗読を催した。2002年10月、7編の私小説と詩で編んだ「んだら、な! A novel an essay」(文芸社)を刊行。慢性的な貧窮生活を自虐じみた笑いを散りばめながら、生きていくことの辛さや切なさを浮き上がらせたエッセー風小説集。遺著となった。
才能にもがき、貧苦にあえぎながら、未完の人生を閉じていった。享年49。
[編集] 主な著書
- 詩集『コスモスロード』(紫陽社) 1983年
- 詩集『宇宙消滅』(紫陽社)
- 詩集『消える母碑銘』(私家版)
- 詩集『花地獄』(私家版)
- 小説集『んだら、な! A novel an essay』(文芸社) 2002年
びんぼう笑い
壱万円日記
花がさの家
んだら、な!
果実を襖にかざして
順番―-生きていますか。
小野則夫遺作展―-こころの壁飾り―-
詩篇 月光市場
小田嶋忠宏に関するコメント あがた森魚