小坂奇石

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小坂 奇石（こさか きせき、1901年 - 1991年）は日本の書家。徳島県海部郡美波町（旧由岐町）出身。本名は小坂 光太郎（みつたろう）。関西大学中退。書道研究璞社（ぼくしゃ）初代会長。娘の小坂淳子は徳島県立文学書道館名誉館長。

[編集] 主な門弟

• 江口大象（日展会員・璞社会長）
• 阿部醒石（日展会員）
• 松永暘石（日展会員）
• 川村龍洲（日展会友）

[編集] 略歴

• 1917年（大正6年） - 黒木拜石師事（1945年（昭和20年）まで）
• 1929年（昭和4年） - 漢学者梅見有香、土田江南、増田半劍、長岡参寥、土屋竹雨師事
• 1937年（昭和12年） - 関西書道会理事審査員
• 1941年（昭和16年） - 東方書道会理事
• 1947年（昭和22年） - （社）日本書芸院創立・理事・審査員
• 1948年（昭和23年） - 第4回日展（書道参加第1回）「牀屏山水図歌」入選
• 1949年（昭和24年） - 大阪市主催関西展審査員
• 1950年（昭和25年） - 第6回日展「白楽天詩」特選
• 1956年（昭和31年） - 日展審査員
• 1957年（昭和32年） - 現代書道二十人展（朝日新聞主催）第一回展より出品。没年まで（例外が一回？）出品
• 1960年（昭和35年） - 奈良学芸大学（現・奈良教育大学）助教授
• 1960年（昭和35年） - 日展評議員
• 1961年（昭和36年） - 還暦記念個展（大阪高島屋画廊）
• 1962年（昭和37年） - 奈良教育大学教授（昭和41年まで）
• 1966年（昭和41年） - 徳島大学講師（昭和54年まで）
• 1967年（昭和42年） - 書道研究誌『書源』創刊
• 1967年（昭和42年） - 大阪（府・市）芸術賞
• 1970年（昭和45年） - 高野山大学教授
• 1970年（昭和45年） - 日展文部大臣賞「寒山詩」
• 1970年（昭和45年） - 万国博迎賓館並自治体館に作品陳列
• 1971年（昭和46年） - 古稀記念個展（東京日本橋三越画廊）
• 1976年（昭和51年） - 日展参与
• 1976年（昭和51年） - 讀賣書展審査員
• 1976年（昭和51年） - 由岐町名誉町民
• 1978年（昭和53年） - （社）日本書芸院名誉顧問
• 1980年（昭和55年） - 徳島県文化賞
• 1981年（昭和56年） - 奈良教育大学名誉教授
• 1981年（昭和56年） - 第25回現代書道二十人展「寒山詩二首」恩賜賞・日本藝術院賞
• 1981年（昭和56年） - （社）日展参事
• 1981年（昭和56年） - 紺綬褒章
• 1981年（昭和56年） - （社）日本書芸院顧問
• 1982年（昭和57年） - 勲三等瑞宝章
• 1984年（昭和59年） - 読売書法会名誉会員
• 1991年（平成3年） - 従五位
• 1997年（平成9年） - 遺作寄贈（徳島県立文学書道館）
• 1997年（平成9年） - 遺作寄贈（リーヴスギャラリー小坂奇石記念館（大阪市法楽寺））
• 1997年（平成9年） - 遺作寄贈（（財）驥山館（長野県篠ノ井））