家入一真
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家入 一真(いえいり かずま、1978年12月28日 - )は、日本の実業家。paperboy&co.代表取締役社長である。福岡県出身。
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[編集] 略歴
福岡県立玄界高等学校中退。美術研究所画塾卒業後、デザイン会社に入社。在職中にウェブサイトのデザインに興味を持ち、技術的な知識を身に付けようと、コンピュータのシステム会社に転職し技術を習得。
- 2001年10月、株式会社paperboy&co.の前身となる合資会社マダメ企画を設立。
- 2003年1月、有限会社paperboy&co.へ組織変更。
- 2004年3月、GMOインターネット株式会社による資本参加に合意。株式会社へ組織変更。東京都渋谷区へ本社を移転。
- 2007年、第5回Webクリエーション・アウォード Web人賞受賞。
[編集] 人物
日経新聞や内閣メールマガジンなど、多数の誌面にインタビュー寄稿。自社以外に、企業の取締役や顧問に就任している。
本人談だが、気が弱く2chやミクシーで叩かれるとかなり落ち込む。また、怒ったら社員に逃げられるんじゃないかと思い、100人あまりいる社員に怒る事ができないが、年商十三億円のIT企業のトップである。
カヤック:柳澤大輔、はてな:近藤淳也などIT若手起業家との交友も深いが、高学歴な彼らと大きく異なる部分の一つに、高校をひきこもりで中退し、大学入学資格検定(現在の高等学校卒業程度認定試験)に合格し、住み込みで新聞奨学生制度で新聞配達をし芸大予備校で油絵を学び、芸大への大学受験を夢見、その後大学への進学は諦めたといった苦節人生。
また、プライベートに関してもIT起業家らしく現妻との出会いもネット。当時女子高生だった明子さん(ID: aki-tect)に熱く惹かれメール交際を経て、短期間で結婚。が、結婚記念日はすでにここ数年は忘れている状態。
現在は一男一女の父親であり、子供の写真を撮るのが趣味。家族の写真すべてが言葉で伝える以上の愛情を表現者としてあらわし、写真の腕前は美的定評があり、「暖かな家族」というしっかりした基盤の下でのびのびと育っていくことを子供に願い接している。
ミクシーに関し、突如、人と繋がっていることが嫌になり脱退入会を繰り返しているが、最初のミクシーIDはプレミアナンバーだったため、内心とても後悔している。
好物は豚の角煮であるが、2008年新春、20kg近い減量が成功し、風貌がすっきりしクリエーターの雰囲気を取り戻した。
2008年5月に自身がオーナーのカフェ、HI.SCORE Kitchenを渋谷にオープン。
[編集] 著書
- 『こんな僕でも社長になれた』(ワニブックス、2007年2月) ISBN 9784847017094