宮城県道31号仙台村田線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮城県道31号仙台村田線(みやぎけんどう31ごうせんだいむらたせん)は宮城県仙台市青葉区の国道48号(東北自動車道仙台宮城IC)と宮城県柴田郡村田町の宮城交通村田営業所前を結ぶ主要地方道である。
- 実延長:19.98km
- 起点:仙台市青葉区折立(仙台宮城IC交差点)
- 終点:柴田郡村田町(宮城交通村田営業所付近)
目次 |
[編集] 概要
国道48号仙台西道路から太白区茂庭台・生出・坪沼を抜け、スポーツランドSUGOがある村田町菅生地区を通過。村田町中心部の北の玄関口「宮城交通村田営業所」前を結ぶ県道。 起点で接続する県道仙台北環状線とともに仙台市街を西側から迂回する道路であり、交通量の増加が著しい。
茂庭台付近の北行き車線に登坂車線有り、茂庭(旧国道286号分岐)から大八山を経て坪沼小学校入口までが追い越し不可となっている。
坪沼小学校入り口から村田方面へ1キロ程度先で仙台南警察署員による取り締まりが頻繁に行われ、また06年秋に旧JAみやぎ仙南菅生支店付近にオービスが設置され、宮城交通村田営業所手前のチェーン着脱所付近で大河原警察署員による取り締まりがある。これらの場所でスピードの出しすぎに注意しなければならない。
青葉区と太白区の境にある馬越石トンネルは太白山と蕃山の間を動物達が通る獣道と言われている。しかし、茂庭台~折立間の交通量増大にともない渋滞解消のため馬越石トンネルの4車線化の要望が茂庭台住民から出ているが、動物保護団体からはトンネルの取り壊しなどは動物達の交流が絶たれてしまい生態系に変化との懸念があるため拡幅工事の計画は進んでいない。
全線を通して東北自動車道と併走しているように見られるが、一部区間は東北道のすぐ隣を走っており、仙台南部から村田町中心部へ向かう場合の高速道路としてのメリットはあまり大きくないとされている。仙台南IC~村田IC間は、渋滞していなければ高速道経由でも県道経由でも所要時間は数分程度の差しかない。