大渕敏和
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大渕 敏和(おおぶち としかず 1948年11月5日 - )は、日本の裁判官。福岡県出身。一橋大学卒業。広島高等裁判所部総括判事、福井地方裁判所所長兼福井家庭裁判所所長などを経て大阪高等裁判所部総括判事(第3刑事部)。
[編集] 経歴
- 1971年 司法修習生
- 1973年 東京地方裁判所判事補任官
- 1976年 釧路地方・家庭裁判所判事補
- 1978年 名古屋地方裁判所判事補
- 1981年 札幌地方・家庭裁判所岩見沢支部判事補
- 1982年 札幌高等裁判所判事職務代行
- 1984年 東京地方裁判所判事
- 1987年 前橋地方・家庭裁判所判事
- 1991年 東京地方裁判所判事
- 1992年 最高裁判所調査官
- 1996年 東京高等裁判所判事
- 1997年 東京地方裁判所部総括判事
- 2000年 東京地方裁判所八王子支部部総括判事
- 2001年 東京地方・家庭裁判所八王子支部部総括判事
- 2004年 広島高等裁判所部総括判事
- 2006年7月 福井地方・家庭裁判所所長
- 2007年11月 大阪高等裁判所部総括判事(第3刑事部)
[編集] 担当訴訟
- 東電OL殺人事件の一審東京地裁裁判長として被告に無罪の判決(その直後に八王子支部に異動になり、無罪判決を巡る憶測が流れたという。また一時期公判中の居眠りが目立ったが、これは体調不良のためだったとされる)。
[編集] 参考文献
- 『裁判官Who's Who』(現代人文社)