大平町ぶどう団地

大平町ぶどう団地（おおひらまちぶどうだんち）とは栃木県下都賀郡大平町西山田地区を中心とした、ぶどう狩りのできる観光農園の集まり。単にぶどう団地とも呼ばれる。

[編集] 概要

歴史: 大平町でぶどう栽培が始まったのは明治末頃であり、1971年（昭和46年）に着工した県営広域農道下都賀西部地区や圃場整備事業により規模が拡大され、1973年（昭和48年）に「大平町ぶどう団地」として完成した。

多様な栽培方法をとり、収穫時期をずらすことによって長期的に出荷される。

ハウス物: ビニールハウスによって栽培される。ビニルは外部と完全に遮断されるようにかけられる。ビニールをかける時期をずらし、さらに長期的に収穫できるようにする（1月がけ、2月がけなど）。収穫時期は5月中旬～8月中旬。

露地物: ビニルをかけず、雨のかかる自然な状態で栽培される。他の栽培方法に比べ手間がかからないこともあり、比較的安価で販売される。収穫時期は8月下旬～9月下旬。

巨峰などは、ジベ処理による種無しブドウも生産されている。

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