大内宿
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大内宿(おおうちじゅく)は、福島県南会津郡下郷町にある宿場町。
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[編集] 概要
日光今市から会津若松に通じる旧会津西街道、別名下野街道、南山通りに沿った山間の平地にある。江戸時代の宿場の雰囲気をよく残しており、春秋のシーズンには観光客が多数訪れる。街道沿いには茅葺き民家も見られる。 大内宿本陣跡には大内宿町並み展示館がある。
[編集] 重要伝建地区の選定
全長約450mの往還に沿って、道の両側に妻を向けた寄棟造、茅葺の民家群がほぼ等間隔に建ち並んでおり、伝統的建造物群及びその周囲の環境が地域的特色を顕著に示しているものとして、重要伝統的建造物群保存地区に選定された。1981年(昭和56年)4月18日に選定されたもので、宿場町としては長野県の妻籠宿、奈良井宿に次いで、全国で3番目である。
[編集] アクセス・最寄り駅
宿場のはずれに大駐車場があり、宿場内の車の乗り入れは規制されている。観光シーズンには国道118号と宿場を結ぶ道路が渋滞し、国道にまで影響が及ぶことがある。会津若松方面より大内ダムより入るルートの方が混まずに入ることができる。多くの茅葺き民家を残しており、維持費としてマイカー、バス問わず駐車料金がかかる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 下郷観光チャンネル-大内宿
- 周辺地図(pdf)