増岡隆一

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増岡隆一（ますおかりゅういち、1955年 5月18日 - ）は、東京都出身の実業家で、野辺山ハイランド社長、鉄鋼ビルディング専務、増岡組及びビル管財の取締役。祖父・登作は増岡組の創業者、父・重昂は登作の三男で元増岡組社長。

1978年慶應義塾大学商学部を卒業し第一勧業銀行に入行した。1983年2月第一勧銀を退社し同年4月鉄鋼ビルに経理課長として入社し、増岡組の営業企画部長も兼務した。1984年5月野辺山ハイランドの社長に就任し、1988年4月鉄鋼ビルの経理部長及びビル管財の取締役となった。1989年4月鉄鋼ビル経理部長となり、同年10月に天山ハイランドビレッジの社長に就任した。1991年9月鉄鋼ビル取締役に就任。

元眞崎大和鉛筆（三菱鉛筆の前身）の社長近藤賢二の曾孫を妻に持ち、妻の叔父は元三菱地所取締役・岩崎彦弥太の娘婿にあたる。また、従姉は三菱鉛筆の現社長・数原英一郎と結婚している。増岡家は三菱鉛筆の元社長を輩出した近藤家や三菱鉛筆の現在のオーナー一族・数原家と閨閥を作る一方、増岡家と近藤家を繋ぐ高島家を通じて三菱財閥の創業者一族・岩崎家にも繋がっている。三菱の文字も使用するロゴマークも同じであるものの一切の資本・人的関係がないにもかかわらず、旧三菱財閥の流れを汲む企業集団・三菱グループと三菱鉛筆がよく混同されるのは増岡家と岩崎家・高島家・近藤家・数原家の閨閥が原因の1つではないかと思われる。なお増岡隆一には1男1女がいる。