土川平兵衛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

土川平兵衛（つちかわへいべえ、生年不詳 - 天保14年4月25日（1843年 5月24日））は、近江国の義民である。

[編集] 人物

近江国野洲郡三上村の庄屋。里正に挙げられ、守山駅助郷の勤番となった。中江藤樹に私淑したが、助郷の賦役が公平を欠き、民の困却するのに慷慨し、文政11年（1828年）5月これを奉行に哀訴し、その弊を改めた。天保13年（1842年）公命によって検地がおこなわれるに際して幕吏の処置が極めて不当であったので、平兵衛は黄瀬文吉および田島治兵衛と謀って3郡の庄屋を糾合し、再検地を嘆願しようとしたが、集まった農民は1万人に達し、遂に幕吏の旅舎を襲うに至ったため、のちに罪を得て捕らわれる者が100余人に上り、過酷な拷問を受けて死亡する者が相次いだ。半兵衛はまた捕らえられ、江戸に送られ、取り調べを受けたが、未決のまま獄死し、小塚原に梟首された。

この「土川平兵衛」は、人物に関する書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています（ウィキプロジェクト人物伝）。

See also ebooksgratis.com: no banners, no cookies, totally FREE.

土川平兵衛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

[編集] 人物

Views

ナビゲーション

ヘルプ

検索