呉市営二河野球場
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呉市二河野球場 Kure Nikoh Baseball Stadium |
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施設データ | |
所在地 | 広島県呉市二河町(二河公園内) |
開場 | 1951年 |
所有者 | 呉市 |
管理・運用者 | 呉市体育振興財団(指定管理者) |
グラウンド | 内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔:6基 |
設計者 | |
使用チーム • 開催試合 | |
収容能力 | |
15,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 | グラウンド面積:-m² 両翼:97.5 m、中堅:122 m |
フェンス | m |
呉市二河野球場(くれし・にこうやきゅうじょう)は、広島県呉市の二河公園内にある野球場。施設は呉市が所有し、呉市体育振興財団が指定管理者として運営管理を行っている。
目次 |
[編集] 歴史
収容人数は、内野9900人、外野5100人である。 6基の夜間照明柱を完備しており、ナイターを行うことができ、1993年から2002年までは広島東洋カープのオープン戦と公式戦が各1試合程度開催されていた。2007年8月21日に広島-横浜戦が公式戦としては8年ぶりに開催された。
1954年に結成された新日本リーグでは、広島グリーンズ(広島カープ二軍)の本拠地であった。
瀬戸内海の温暖な地域にあるため、過去にはプロ野球のキャンプが張られた。鶴岡一人はこの近所の育ちで、それが理由からか南海ホークスが長くキャンプを張り、野村克也を始め多くの名選手がこの地で切磋琢磨したほか、カープも日南の前、1960年代の初めにはここでキャンプを張り、日南キャンプが始まってからも、二軍はここでキャンプを張った。大野豊の入団テストが行われたのもここである。また西鉄ライオンズも秋季練習として使用した他、近年も大韓民国の太平洋ドルフィンズのキャンプが行われたことがある。他にも近畿大学が1996年から春合宿を張るなど、大学野球のキャンプでも使用される。
鶴岡の他、浜崎真二、藤村富美男、広岡達朗など呉出身の著名選手は皆、この球場近くの出身である。