名誉会員
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名誉会員(めいよかいいん)とは、特定の機構や組織・団体において正規の会員ないし構成員のうち功績ないし業績の優れた者、または正規の会員・構成員ではないが、功績著しい者に贈られる称号。主に日本学士院、学会などが定める。
[編集] 日本学士院における名誉会員
名誉会員は日本学士院の定める称号のひとつ。 主な事例としては日本学士院では、昭和50年(1975年)4月に訪日したエジンバラ公フィリップが日本学士院を訪問した際に、科学技術の研究開発、学会活動などに対する様々な援助を行った功業に敬意を表するため、日本学士院名誉会員の称号を贈呈したことがあげられる。
[編集] 学会における名誉会員
特定の学問分野の研究者で組織される学会などでは、優れた研究業績に対して贈呈するフェロー称号とともに学会運営その他の功績により、名誉会員の称号が贈られている。