吉浦駅
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吉浦駅 | |
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駅舎(2005年4月22日) |
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よしうら - Yoshiura | |
◄川原石 (2.3km)
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所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■呉線 |
キロ程 | 71.0km(三原起点) |
所在地 | 広島県呉市吉浦本町1丁目 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 (単式・島式) |
乗車人員 -統計年度- |
1,481人/日(降車客含まず) -2005年度- |
開業年月日 | 1903年(明治36年)12月27日 |
備考 | みどりの窓口 有 |
吉浦駅(よしうらえき)は、広島県呉市にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅。
かつては長距離特急列車も停車していたが、現在は普通列車のみが停車する。
目次 |
[編集] 駅構造
単式・島式2面2線のホームを持つ地上駅。駅舎は呉方面行きホーム側にあり、広島方面行きホームへは跨線橋で連絡している。
- のりば
駅舎側から、
1 | ■呉線 | (上り) | 呉・広・竹原方面 |
---|---|---|---|
2 | ■呉線 | (下り) | 海田市・広島方面 |
[編集] 特徴
- 2番線の外側に、保線車両留置用の側線が1線ある。現在は、この側線の呉方面側には車止めが設置されているが、かつては呉方面側で2番線に合流していた。また、この側線の外側は現在は駐車場になっているが、かつては貨物用側線が複数あった。
- 単式ホーム(駅舎側)と島式ホームに挟まれて1番線があり、2番線は島式ホームの外側という配線。このため、1番線は単式ホーム側、島式ホーム側どちらでも乗降できる構造だが、実際は、単式ホーム側(駅舎側)のドアのみが開く。
- なお、かつては当駅の南西に位置する海上自衛隊吉浦補給所まで専用線(引込線)が伸びていた。この専用線は、当駅での貨物扱いが廃止された後大部分が撤去されたが、その後も長らく駅構内から西に少し進んだ場所までわずかに残され、そこで草むらに埋もれて途切れていた。そして、この専用線に対する出発信号機もそのまま残され(当然ながら)赤信号を示し続けていた。また2番線ホームには、2番線の出発信号機に対する出発反応標識と専用線の出発信号機に対する出発反応標識とが並んで設置されていた。現在は、この専用線と出発信号機(と、出発反応標識)は完全に撤去されており、駅西側の小さな川を渡る小さな橋梁のみ残っている。また、駅西側の「吉浦西踏切」が幅は狭いにも関わらず、対向する遮断機までの距離が長いのはこの専用線があった名残である。
- 便所は、改札内外から利用できる。改札外は男女別、改札内は男女共用で、いずれも汲み取り式。
[編集] 駅周辺
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は1,471人である(2006年度)。
[編集] 歴史
- 1903年(明治36年)12月27日 - 官設鉄道の駅として開業。
- 1904年(明治37年)12月1日 - 山陽鉄道に貸渡。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道国有化。官設鉄道の駅となる。
- 1910年(明治43年)X月X日 - 駅舎(2代目)完成。
- 1946年(昭和21年)X月X日 - 現在駅舎完成。
- 1984年(昭和59年)1月21日 - 貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本に移管。
- 2007年(平成19年)6月16日 - ICOCA対応の簡易型自動改札機を設置。
- 2007年(平成19年)9月1日 - ICOCA導入。
[編集] 隣の駅
[編集] 外部リンク
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