吉敷郡
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吉敷郡(よしきぐん)は、山口県にあった郡。人口39,900人、面積82.98 km²(2003年)。
消滅前には、以下の3町を含んでいた。
2005年10月1日、所属する全町が山口市、佐波郡徳地町と合併し新たな山口市となったため消滅した。
[編集] 歴史
[編集] 沿革
- 1889年(明治22年) 町村制施行により、山口町の1町と、上宇野令、下宇野令、吉敷、宮野、大内、平川、矢原朝田、仁保、小鯖、大道、鋳銭司、陶、名田島、小郡、嘉川、秋穂二島、秋穂、井関、東岐波、西岐波の20村となる。(1町20村)
- 1898年(明治31年)7月1日 矢原朝田村が改称し、大歳村となる。
- 1899年(明治32年)4月1日 井関村大字佐山が井関村から分離し、佐山村となる。(1町21村)
- 1901年(明治34年)8月1日 小郡村が町制施行し、小郡町となる。(2町20村)
- 1905年(明治38年)4月1日 山口町と上宇野令村が合併する。(2町19村)
- 1915年(大正4年)7月1日 山口町と下宇野令村が合併する。(2町18村)
- 1929年(昭和4年)4月10日 山口町と吉敷村が合併・市制施行し山口市となり郡より離脱。(1町17村)
- 1940年(昭和15年)4月29日 秋穂村が町制施行し、秋穂町となる。(2町16村)
- 1940年(昭和15年)11月3日 井関村が改称・町制施行し、阿知須町となる。(3町15村)
- 1941年(昭和16年)4月1日 宮野村が山口市に編入される。(3町14村)
- 1943年(昭和18年)11月1日 西岐波村が宇部市に編入される。(3町13村)
- 1944年(昭和19年)4月1日 小郡町、阿知須町、平川村、大歳村、陶村、名田島村、秋穂二島村、嘉川村、佐山村が山口市と合併し、新たな山口市となり郡より離脱。(1町6村)
- 1947年(昭和22年)11月23日 阿知須町が山口市から分離する。(2町6村)
- 1949年(昭和24年)11月1日 小郡町が山口市から分離する。(3町6村)
- 1954年(昭和29年)10月1日 東岐波村が宇部市に編入される。(3町5村)
- 1955年(昭和30年)4月1日 大内村、仁保村、小鯖村が合併し、大内町となる。(4町2村)
- 1955年(昭和30年)4月10日 大道村が防府市に編入される。(4町1村)
- 1956年(昭和31年)11月3日 鋳銭司村が山口市に編入される。(4町)
- 1963年(昭和38年)5月1日 大内町が山口市に編入される。(3町)
- 2005年(平成17年)10月1日 秋穂町、阿知須町、小郡町が山口市、佐波郡徳地町と合併し、新たな山口市となり郡より離脱。同日吉敷郡消滅。